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for next 100 year 次の100年に向けて
仕事チャレンジ講座
(生活・社会・技能習得訓練)
実施事業
WORK.CHALLENG
ご挨拶
再始動に向けて

「仕事チャレンジ講座」実施事業は、平成23年度10月より、寄付金事業「寿地区街磨き・人研き事業」として寿地区を中心に生活保護を受給している方々の就労支援として始まりました。
平成24年度からは横浜市の委託事業となり、名称も「仕事チャレンジ講座事業」と改められ、横浜市中区内に住む生活保護を受給している方々が事業対象となりました。更に、平成27度4月からは、横浜市内で生活保護を受給している方々に加えて、横浜市内に住む生活に困窮している方々を事業対象に拡大されました。この対象拡大の背景には、平成27年4月に「生活困窮者自立支援法」が施行され、当事業が「就労準備支援事業」と位置付けられた事によります。
講座は、生活のリズムを整える「生活講座」、就職するための準備をする「社会講座」、就職に役立つ技術を習得する「実技講座」の3つの講座から成り立っています。講座の期間は2カ月間で年間5回開催しています。
実技講座では、「特定非営利活動法人 アールあいビルメンテナンス」と講師派遣の委託契約を締結しています。そのため実技講座では実際、清掃業に従事されている方々を講師として派遣して頂き、実践に合わせた「清掃技術の基礎から応用まで」を丁寧に指導して頂いています。
この3つから成り立つ講座を受講し、同じ課題に取り組む事で生まれる「仲間意識」や、やり遂げて得る「達成感」等を共有することで、参加したメンバーが前向きな気持ちと自信を持って一歩足を前に踏み出す事を目的としています。
講座に参加しているメンバーの方達は、ほとんどが単身で生活をしていて、人との係わりを持つことに消極的な方も少なくありません。一日誰とも会話しない方やあえて人との接点を作らないように生活している方も居ます。そのような方達にとって、私達が普段特に気に留めることなくおこなっている「挨拶」等は、生活していく上で必要性や重要性が低くなっている事が見受けられます。必要性や重要性が低ければ、当然日常行動の頻度は下がっていき、日頃の動作から消えていくのではないか?と考えています。講座では全体を通して、順位の下がった日常の行動を再び上位に「呼び戻す」ために「恥ずかしがらず取り組もう」と声を掛けています。
講座開始時は、メンバー同士の会話も殆ど無い状態から、講座を進めて行く中で次第に、「笑顔」「挨拶」「仲間意識」という感覚を取り戻していく姿が見られます。職員が大切にしている事の一つに「相手を尊重する事」があります。受講している方々は現在、生活に困窮している状態ではあるが、社会で培ってきた経験や実績は十分にある方達であって、「出来ない」「知らない」という事ではない事を忘れずに接する事です。
やや、後ろ向きの姿勢でスタートしたメンバーの方が講座を続けていく過程の中で、前向きな姿勢に変わっていく様子が、職員の活力にもなっています。
講座も終了に近づいてくると、「修了式を迎える」という目的も明確になることで、チームとしての結束力も強くなり、行動や発言にも自信や責任感を感じます。特に、実技講座においては、全く清掃機材を触った経験の無かった方が、みるみる実力をつけていきます。限られた時間のなかで成果を出してくことが大きな自信にも繋がっていきます。
仕事チャレンジ講座の内容

1

生活講座

挨拶。生活のリズムを整える。メンバー間の関係作り。人前で話す。自己紹介。

2

社会講座

自分について話す。相手の話を聞く。履歴書作成。模擬面接。グループ討議。生活保護について話を聞く(基礎控除について)。

3

実技講座

特定非営利活動法人アールあいビルメンテナンスから派遣された講師による、「基本動作から応用動作の実技取得」に向けた丁寧な指導(講師は全員、清掃業従事者)。