Profile

匡済会とは

匡済会とは
mission

他者への思いやりと
福祉への熱い思いを持って、
ともに未来へ

他者への思いやりと福祉への熱い思いを持って、ともに未来へ
message
理事長メッセージ

理事長メッセージ

あらゆる人の尊厳を守り、
常に人が人として文化的生活を営めるよう、
その自立に向けた支援に努めます。

神奈川県匡済会は1918年に設立されました。
当時は第一次世界大戦後の大不況で物価が高騰し、生活に困窮した市民が米や食糧を求めて全国で米騒動が起こりました。一般の方々が米蔵へ押し入り暴動を起こすということは現在ではちょっと想像できませんが、それほど世の中が不安定になっていたようです。こうした状況下、横浜では経済人が中心となり、資金を拠出し、篤志家からお金を募って、米や薪炭(家庭用の燃料)を市民へ安く提供したほか、港湾労働者などの宿泊所を建設することにしました。

これが匡済会の設立当初の姿です。ちなみに「匡」という字は普段あまりなじみのない言葉ですが、「ただす」、ゆがんだものを本来の形になおす、という意味があるそうです。


設立間もない頃に当団体の役員が、「経済上の弱者は現行の資本主義社会組織必然の産物であるから、弱者救済は社会全体の責任と考える」と語っております。恵まれない人への温情ではなく、すべての人の生きる権利を尊重することを基本に、必要な支援を行うというもので、今日まで私たちが大切に守ってきた考え方です。

現在、本会は、生活自立支援施設、救護施設、養護老人ホーム、特別養護老人ホーム、保育園、ケアプラザなどの10を超える施設を運営しておりますが、設立当初からの高い志を受け継ぎ、「ご利用者そしてご家族の、たくさんの笑顔の実現」と「その笑顔を創りだしてくれる職員の、幸せの実現」を目指して日々努力を続けております。

他者へ対する思いやりと福祉に対する熱い思いを持った方を募集しています。私たち職員と一緒に夢を持って明日を歩んでみませんか。

社会福祉法人 神奈川県匡済会
理事長 渡邊 俊郎
philosophy

基本理念

あらゆる人の尊厳を守り、
常に人が人として文化的生活を営めるよう、
その自立に向けた支援に努める

この理念こそ、神奈川県匡済会で一緒に働く仲間の
「心からの思い」であり「行動の宣言」です。

我が国に社会福祉事業法(現社会福祉法)が制定される30年前に、
本会の本格的な事業のスタートともいえる『横浜社会館』の開館にあたっての左右田喜一郎館長(大正10年当時)のスピーチから引用され、時代の変遷に伴い若干の言葉の修正を加えつつも、
今日まで引き継がれてきた言葉です。

私たちは、この理念のもと、100年を超えて築き上げられてきた長い歴史と実績を基盤として、高齢者や児童福祉をはじめ、生活保護、ホームレス支援事業などの多様な分野において、福祉事業を展開しております。

基本理念
基本方針

基本方針

policy
  1. 1.笑顔

    利用者の立場に立った最高の福祉サービスを提供することによって、利用者のたくさんの笑顔があふれる匡済会を創り上げる。そしてこの笑顔こそを、私たち匡済会メンバーの喜びとする。

  2. 2.信頼

    誠実で、公正な行動を信念とする匡済会であり続け、利用者・社会の信頼を宝とする。

  3. 3.責任

    健全経営に徹し、利用者・ご家族・匡済会メンバーに対し、継続的な経営という責任を果たす。

  4. 4.主体性

    メンバーの一人ひとりが、職制・業務の枠を超えて、経営の目的と自分の目標を実現していこうとする思いと行動にあふれる匡済会を創る。

  5. 5.相互尊重

    メンバーがお互いに、その人間性を尊重することによって、
    活き活きと働くことができる匡済会を創る。

human resource

人材育成方針

神奈川県匡済会の人材育成方針

神奈川県匡済会の人材育成方針

神奈川県匡済会は、職員のあるべき人材像に向けて、
職制ごとの成長支援に継続して携わってまいります。

神奈川県匡済会が求める人材像

神奈川県匡済会が求める人材像

福祉業界で働くという矜持(プライド)を背景に、匡済会の理念に共感し主体的にキャリアアップし、自身の成長(自己実現)とともに匡済会のブランド価値を高める人材。

人材育成・研修制度

  • 職制に応じて求められる
    人材像(等級要件)の明文化

    職制に応じて求められる人材像(等級要件)の明文化

    等級ごとに求める人物像を明文化し、等級に沿った研修を設けることで個人の成長をサポートする環境を整備。

  • 人材育成体系にもとづく階層別研修

    人材育成体系にもとづく階層別研修

    人材育成プロジェクトリーダー、サブリーダーは人材育成の推進役として施設長を補佐し、合同・施設内研修を企画、立案、実施していく。

  • 目標管理・研修シートの運用

    個人育成計画書の運用

    これからの匡済会を担う人材育成は、リーダーの「最重要課題」であるとの認識のもと、現状をふまえ、職員が主体的に自身のキャリアアップを考え、方向性と進捗状況をリーダーと共有し、ともに成長を実感できる仕組みとなっている。

  • 資格取得支援制度

    資格取得支援制度

    職務上必要あるいは有益な資格取得について、受講料など取得費用の1/2と受験料を補助(最大10万円)。

about us

法人概要

社会福祉法人
神奈川県匡済会(かながわけんきょうさいかい)
理事長
渡邊 俊郎
所在地
〒245-0016 横浜市泉区和泉町6181番2
TEL:045-803-8684 FAX:045-805-0612
E-mail
honbu@kyosaikai.jp
URL
http://www.kyosaikai.jp/
設立年月日
大正 7年10月11日(1918年) 「神奈川県救済協会」として発足
大正 8年 1月20日(1919年) 「社団法人 神奈川県救済協会」に改称
大正 8年12月10日(1919年) 「神奈川県匡済会」に改称
昭和27年 5月 2日(1952年) 「社会福祉法人 神奈川県匡済会」に改組
役員の構成
理事長1人、常務理事1人、理事6人、評議員9人、監事2人

組織図

組織図
job field

施設一覧

事業紹介

生活困窮者自立支援事業

経済的・社会的理由などにより生活環境上、さまざまな問題を抱えている生活困窮者の生活の改善および向上を通じて、その自立を支援しています。

救護施設

身体や精神など種々の障がいにより地域で日常生活をおくることが困難な方々が、健康で安心して生活するための生活保護施設です。

養護老人ホーム

原則65歳以上の方で、身体的・精神的理由あるいは経済的理由、環境上の理由によって自宅での生活が困難な方が生活しています。

特別養護老人ホーム

介護保険法に基づき、病気や障がいなどによって在宅での生活が困難な高齢者が、公的な介護サービスを受けながら安心して日常生活をおくるための介護施設です。

老人福祉センター

地域の高齢者が、健康で明るい生活を送れるよう、健康や生活に関する各種の相談を行ったり、健康づくり、教養の向上およびレクリエーションの機会を提供し、高齢者の社会参加を支援します。

保育所

保護者の就労などにより保育が必要なお子さんへ必要な保育サービスを提供するとともに、相談や講座などの開催を通じて地域の子育て中の方々を支援します。

地域ケアプラザ

高齢者、子ども、障がいのある人など誰もが地域で安心して暮らせるよう、身近な福祉・保健の拠点としてさまざまな取り組みを行っている横浜市独自の施設です。