本日(6/21)11:00より、当施設にて慶應義塾大学の津軽三味線集団「弦音巴(おとは)」の皆さんをお迎えし、感動に包まれた素晴らしい演奏会が開催されました!
前回12月の演奏会が大好評につき、今回2回目のアンコール来訪となった今回のステージ。伝統的な民謡から現代的なアレンジ曲まで、若いエネルギーと圧倒的なテクニックで、会場にいた老若男女すべての方々の心を震わせた当日の様子をリポートします!
💡 伝統と現代が織りなす、魂を揺さぶるセットリスト
メンバーは全員大学3年生。驚くことに、全員が大学に入ってから津軽三味線を始めたそうで、キャリアはまだ2年ほどとのこと。しかし、プロの講師に個人レッスンを受けるほどの熱量があるメンバーが集まっているだけあり、その演奏は力強く本格的そのものでした。
当日のプログラムは、三味線の魅力を多角的に楽しめる素晴らしい構成でした。
1. 津軽アイヤ節
津軽地方の有名な民謡ですが、なんとリズムが「16分の7拍子」という、現代音楽でも珍しい独特の変拍子!心地よい緊張感と独特のグルーヴ感で、一気に会場が三味線の世界に引き込まれました。
2. モダン(吉田兄弟)
打って変わって、現代の津軽三味線シーンを牽引する吉田兄弟の楽曲を2人の息の合ったデュエットで披露。2人のパートの掛け合いが実に見事で、現代風のかっこいいアレンジに観客の皆さんも釘付けでした。
3. 津軽じょんがら節(掛け合い)
津軽三味線の代名詞とも言える「じょんがら節」。実はこの曲には決まった楽譜がなく、それぞれの奏者が自分の好きなフレーズを組み合わせて自由に即興で作る曲なのだそうです。今回は3人のメンバーが一人ずつソロを披露し、最後に全員で合わせるという見どころ満載の演出!奏者ごとの個性の違いがハッキリと分かり、とても贅沢な時間となりました。
4. はやぶさ & いわき(オリジナル曲)
疾走感あふれる『はやぶさ』に続き、ラストを飾ったのは弦音巴のオリジナル曲『いわき』。講師の栗原先生が彼らのために作られた曲で、青森県の壮大な「岩木山」や、雄大な川の流れをイメージした名曲です。息の揃った一糸乱れぬ演奏に、会場のボルテージは最高潮に達しました!
【大盛り上がりのアンコール!】
鳴り止まない拍手に応え、アンコールでは誰もが知る『東京音頭』を披露!会場全体から自然と手拍子が沸き起こり、最高のフィナーレを迎えました。
🎓 慶應生に直撃!学業と三味線の両立、そして将来の夢
演奏後には、学生の皆さんの素顔に迫るインタビューコーナーも行われました。普段なかなか聞けない学業との両立の苦労や、プライベートな一面に観客の皆さんも興味津々でした。
三味線の何が一番難しい?
• 音と見た目を揃える難しさ:「基礎をみんなで揃えるのが本当に苦労しました。オリジナル曲の『いわき』は、大会にも出る勝負曲なので、音だけでなく演奏する見た目の動きも揃える必要があり、たくさん練習しました」
• リズムと“らしさ”の表現:「独特のリズムや節回しがあり、ただ弾けるだけではなく『津軽民謡らしさ』を引き出すのが本当に難しいです」
• 曲を覚える大変さ:「独特の手の動きやリズムがあるので、1曲を覚えるのに1ヶ月~3ヶ月かかることもあります」
どんな大学生活を送っているの?
驚いたのは、彼らの専攻の多様さです!三味線だけでなく、それぞれの学問にも全力で取り組んでいます。
メンバー
学部・学科
勉強していること&将来の夢
Aさん(男性)
理工学部 物理情報工学科
物理学を専攻。将来は好きなプログラミングと物理を掛け合わせた仕事がしたい。
Bさん(男性)
理工学部 情報工学科
コンピューターサイエンスやAIなど最先端の学問を勉強中。時代を引っ張る力になりたい。
Cさん(女性)
文学部 文化人類学専攻
現代社会の動きや文化を研究中。現在は就職活動の真っ只中で、街づくりに関わる不動産業界などを志望。
三味線に熱中するあまり「授業に出ずに弾いてしまうメンバーもいる(笑)」との暴露もありつつ、朝早く起きて練習してから授業に出るなど、隙間時間を上手に見つけて両立している姿に、会場のシニアの皆さんも「素晴らしい!」と我が事のように感動されていました。
📢 今後の活動告知:9月に定期演奏会が開催!
現在3年生の彼らは、今年の12月をもって引退を迎えるそうです。そんな彼らの集大成とも言える大きなステージが今秋開催されます!
• 日時:2026年9月27日(日)
• 場所:東京・渋谷
• 内容:弦音巴の定期演奏会。講師の方の演奏や、バラエティ豊かな楽曲がたくさん披露される、どなたでも楽しめる演奏会です。
ご興味のある方は、ぜひ渋谷の会場へ足を運んでみてくださいね!
びしっと心に響いた、生の和楽器の力
観客席からは、「指から血が出るんじゃないかと思うほどの迫力だった」「一音一音に心がこもっていて胸がいっぱいになった」といった感動の声が続出しました。
施設スタッフも「三味線の音色はどこか懐かしく、日本人のDNAにスッと染み渡る優しさがある。伝統の力強さと若者の情熱が合わさった最高の演奏だった」と大絶賛。12月で今の3年生は引退となりますが、「依頼をいただければ、次は可愛い後輩たちが駆けつけます!」と心強い言葉もいただきました。ぜひ来年も、弦音巴の皆さんを当施設にお招きしたいと思います!
弦音巴の皆さん、元気を届けてくれる素晴らしい演奏を本当にありがとうございました!






