【若手対談】私がここに来て、そして今ここにいる理由④ ―これから私たちがつくっていくもの

皆さんこんにちは!
養護白寿荘 生活相談員のTと支援員のKです。

今回は、対談企画「私がここに来て、今も続けられている理由」の最終回。
若手が見据える未来を語り合ったパートをお届けします。

対談メンバー

T:養護 生活相談員(4年目)
N:養護 看護師(3年目)
K:養護 支援員(2年目)
Y:特養 介護員(1年目)

―様々な経験を経て、今やってみたいと思っていることは?

T
絶対に達成したいのは、社会福祉士実習指導者講習の修了。
実習生を受け入れることにも興味はありますが、まずは自分のステップアップのために挑戦したい。
物事を他者に教えるためには、他者に教えられるだけの知識や技術、姿勢が求められますよね。
自分に発破をかける意味でも、そこは絶対に達成したいです。
加えて、今は職場における連携のあり方に課題を感じています。
連携とは何か、どのような形になったらうまく連携していると言えるのか、何を目的に連携を強化するのかというところまで突き詰めて考えていきたい。
現状に文句を言うのは簡単なので、文句を言うパワーを行動に変えて、「こういう風にやっていくべきではないか」という姿勢を、立場にとらわれず自ら示していくつもりです。

K
自分のスキルアップとか職場環境に目を向けられているのって、すごいね!
私にはまだそこまでの考えはなかった。

T
あとは、相談員業務を整理したい!
ただでさえ守備範囲が広い職種ですし、現状のまま3年前の私のような新卒の方が入ってきたら、間違いなく混乱してしまうと感じています。
最近、相談員業務のマニュアルができたので、新任者が入ってきた時のことを想定して、それをさらにパワーアップさせたい。
相談員業務の地図みたいなイメージで体系化し、そこに立ち返れば一歩ずつステップアップできるものを作っていけたらと思っています。

K
やばい、私そんなに大したこと考えていないよ。
発表順、Tさんを一番にしなきゃよかった…。

N
本当、なんで最初に発表したんですか!

T
いや、2人にもそれぞれの立派な思いがあるのを知っているんで!
ぜひ教えてください。

K
私がやってみたいのは、ご利用者の外出機会の確保。
最近、ウォーキングの機会は生まれましたが、ご利用者の中には心身状況などを理由に、外出に制限のある方が何人もいらっしゃいます。
私達が入職するかなり前には、ご利用者と日帰りバス旅行に行っていたらしいんです。
普段外出する機会がない方たちと遠出がしたいです。

T
養護には10年以上在籍している方もいらっしゃいますが、「昔はバス旅行に行ってたんだけどね」といったようなことは結構言われたりしますよね。

K
その当時と今では、ご利用者の平均年齢や介助が必要な方の人数が違いますし、多忙な業務の中で時間を作ることもなかなか難しいとは思うんですけれど、是非やってみたいなと思っています。

T
まずは「どうやったらできるかな」を起点に皆で一緒に考えていけたらいいですね。
目的をきちんと共有したうえで全体で検討すれば、より洗練された企画になるかもしれませんし。
ぜひ一緒に考えましょう!

N
やってみたいことは、まず業務改善ですね。
忙しくなると、どうしても自分の仕事だけで手いっぱいになり、その中で他の業務を頼まれると優先順位がわからなくなってしまいます。
冷静な判断をするためにも、業務改善を通じて、自分の役割を的確に果たすことができる環境を作っていくことが一番の課題かなと思っています。
また、私には元々養護教諭になりたかった時期があります。
それに関連して、ご利用者だけでなく、職員に対するメンタルサポートに活かせるようなカウンセラー関連の資格も取りたいと思っています。

T
看護師業務をより広く捉えて、新しい分野を開拓していくイメージですね!

N
第一にご利用者に向き合うのが当然ではありますが、職員の存在なしでは事業が成り立たないので、職員の側にもアプローチしていきたいです。

K
え、めっちゃいい!私のサポートもしてほしい!!

T
さすが、ご利用者と職員双方に目を向けられているところがNさんの強みだと思いました。
日常に忙殺されると、目標実現が難しいと感じることもあると思いますが、せっかくそれぞれの考えを開示しあえましたから。
同じ事業所の職員同士、たまには進捗を共有しあって、「こういうことやってみたいんだけど」という何気ない会話を大切にしたいですね。
そこから生まれるものって、絶対あると思うので。

N
なんか、「養護の若手の結束トーク」みたいになっちゃった(笑)

T
ちなみに、Yさんはどうですか?
先ほど夜勤について向上心溢れるお話をしてくれましたが、たとえば1年後にどういう職員でいたいとか、自分の目指すものがあれば教えてほしいです。

Y
ちょうど本部のCさんとお話をして、整理させてもらったところなのですが。
1年後は、困った時に利用者にも職員にも呼んでもらえる介護士になりたいなと思っています。
たとえばすごく便が出ていて大変な時に、「この人じゃあちょっと…」と思われる介護士ではなく「Yさんいるなら呼んできて」と言ってもらえるぐらいになりたい。
今、排泄介助がとても苦手なので、それぐらいできるようになりたいです。

▼ 一同
いや〜、本当に素晴らしい。

T
すでに自分の苦手なことを踏まえて、自分のありたい姿を確立しているということですよね。
私達の方こそ見習わなきゃいけない。
ぜひこれからも一緒に頑張っていきましょうね!

―最後に一言ずつお願いします。

T
久々にWakatty’sで集まることができてよかったです。
今までは年2〜3回の頻度で意見交換会を行っていましたが、今年度は月1回集まる機会を設定しています。
仕事のことを気兼ねなく話せる環境を作り、ただの雑談ではなく、一人ひとりにとって有意義な機会となるよう、今後も工夫を重ねて開催していきます。

K
同じく集まれてよかったなと思うと同時に、私はWakatty’sの集まりが楽しみになっています。
息抜きができるので嬉しい。
普段、自分の部署には年上の方しかおらず、年齢が離れている方も多いので、ここでは同世代だからこその共感が生まれたりします。
他の若手の話を聞いていて、同じような悩みを持つ人がいることや、私1人が悩みを抱えているわけではないということを知ることができたので良かったです。
ありがとうございました。

N
元々自己開示がすごく苦手なタイプなので、正直私は集まりがあまり得意ではないのですが…。
こうやって集まる機会はめったに得られないので、今後も人数を集めてやっていけたらなという思いでいます。

T
Yさん、今日は養護の職員に囲まれていましたが、Wakatty’sには特養のメンバーも複数いるので、次回以降は特養の同年代の職員に色々なことを聞ける機会も作りますね。

Y
ありがとうございます。
これからも楽しみにしています!

年齢が近い職員同士であっても、それぞれに違った経験を重ねてきて、ここで働いている理由も様々。
しかし、共通しているのは「今ここにいる」という事実です。
そして、特別な誰かではなく、今ここにいる一人ひとりがこれからを作っていく。
今回の対談を通して見えてきたのは、そんな当たり前で、でも確かな事実でした。
不安や使命感から始まった挑戦は、少しずつ「意思」へと変わっています。
その意思が、これからの組織や未来をつくっていく。
その途中にいる私たちのリアルを通じ、少しでも白寿荘や私たちの仕事に興味を持っていただけると嬉しいです。

次回は、とある若手職員の仕事内容や実体験に迫るEpisode回を予定しています。
どうぞお楽しみに!

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この記事を書いた人

かいごマガジン編集部

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