
a new life starts here
ここから始まる、新しい暮らし

“はまかぜ”について
「横浜市生活自立支援施設 はまかぜ」は、
生活困窮者自立支援制度に基づいた機関です。
路上生活、あるいはそのおそれのある方に
一時的な宿泊場所を提供するとともに、
生活指導や就労援助などを行い、その自立を支援しています。

はまかぜは、「あなた」に寄り添い、
住まいと生活をサポートする施設です。
お気軽にお問い合わせください。
施設長ご挨拶
横浜市生活自立支援施設「はまかぜ」は、第二のセーフティーネットに位置づけされた生活困窮者自立支援法に基づき、横浜市が設置している「施設型の自立相談機関」です。
「はまかぜ」では「失業して家賃が払えない」「疾病が原因で働けない」「同居人から肉体的精神的な被害を受けている」「家族とうまくいがずに家を出たけどあてが無い」等、なかなか周りに相談しにくいことで、更に状況が深刻化してしまった方々に対して、一時的に宿泊する場所を提供すると共に、自立相談支援事業による生活、就労や住居等の支援を通じて、退所後に安心した生活が送れるよう各関係機関や地域のネットワークを活用し支えていきます。
「はまかぜ」で働く職員は、「あらゆる人の尊厳を守り、常に人が人として文化的生活が営めるよう、その自立に向けた支援に努める」という法人基本理念のもと、利用者の方々が安心して支援を受けることが出来る環境を維持すると共に、積極的な支援を心掛けています。
1歩目は相談から始まります。
どうぞ、よろしくお願いします。

はまかぜの支援内容
一時支援
一時的な宿泊場所並びに
食事、衣類及び日用品の提供
健康支援
健康に関する相談、支援
並びに健康診断
居住支援
自立に向けた居住場所の
確保に関する支援
生活支援
生活に関する相談及び支援
就労支援
支度金、食費、交通費の支給ほか
巡回相談
横浜市内を巡回、
困窮者への声かけ
施設外の活動
アウトリーチ事業
巡回相談
横浜市内の公園・河川などで生活している方や、そのような状態となるおそれのある方に対して、日々の巡回による現地での声かけ相談を行っています。 相談活動では、その方との関係づくりに始まり、抱える問題を把握し、必要な支援が受けられるように働きかけることを通じて、自立を支援しています。
しかし、それまで相談を拒否されていた方も、体調の急変などで危機的状況になった際に、私達を頼って来られる場合もあります。 自らの意思で生活を変える気持ちになるまで焦らず、時間をかけて訪問・声かけを繰り返しながら医療機関・自立支援・生活保護受給などの専門機関へ結びつけています。 支援を受けた方の中には「あの時に声をかけてくれなかったら今頃どうなっていたか・・・・。」と話される方もいます。

退所後支援
自立生活の定着を目的として「はまかぜ」を退所された方の支援を行っています。 「はまかぜ」入所中の支援の結果、アパートへの入居に結び付いた方が、その後の仕事の不安定さや社会生活への不適応などから、居所を失うことにならぬよう、当面の間、ご本人の了解のもとでアパートを訪問して、相談に応じる機会を設けています。 不動産会社との連絡調整や生活上の情報提供、あるいは、行政手続きの手伝いなど、さまざまな相談に柔軟に応じて、安定した生活の継続に向けた支援を行っています。

横浜市簡易宿泊所
借上型シェルター事業
横浜市簡易宿泊所借上型シェルター事業は、はまかぜへの入所を希望するものの、
傷病等により難しい方、もしくはその判断ができない方に対して、
簡易宿泊所を借り上げたシェルターを提供し、その方の健康状態の維持・改善や
自立を支援することを目的として行われています。

食事時間(交代制)
朝食/午前 7時15分~午前8時30分
昼食/午前11時45分~午後1時00分
夕食/午後 7時00分~午後8時30分
入浴時間
午後 1時00分~午後 3時00分
その他注意事項
- ・宿泊先は簡易宿泊所となります。当施設への立ち入りは午後10時までです。
- ・自分の着ているものの洗濯は、自分で行います。洗濯には当施設内の洗濯機を使用できます。
- ・指定された場所以外は禁煙です。
- ・飲酒は認められません。
はまかぜ施設概要
所在地 | 〒231-0026 横浜市中区寿町4-13-1 |
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設置主体 | 横浜市 |
運営主体 | 社会福祉法人 神奈川県匡済会 |
開所年月日 | 平成15年6月1日 |
建物の構造 | 鉄筋コンクリート造(地下1階・地上7階) 延床面積 約3,200㎡ |
設備内容 | 居室、事務室、職業相談室、面接室、浴室、食堂等 |
定員 | 250人(うち女性枠20人) |
従業員数 | 施設長、事務員、生活支援員、看護師 計27名 ※職員数は非常勤職員を含みます。 |
利用期間 | 原則3ヵ月(ただし、最大6ヵ月まで延長可能) |
利用方法 | 横浜市内各区の福祉保健センターや夜間巡回相談などをつうじて、福祉保健センター長が行う認定審査により支援対象と認められた方について本人の申請にもとづき、指定管理者である当施設が利用を許可します。 |
事業内容 |
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施設利用の流れ

Step 1
入所
~支援対象者の決定~
横浜市内18区の生活支援課の窓口で入所相談を行います。本人が希望する場合は、区役所からはまかぜに連絡をして入所の依頼をします。
Step 2
健康診断
入所後の健康診断は
必須となっています。
Step 3
アセスメント実施
はまかぜの支援員が本人の主訴、生育歴、健康状態、収入状況、職歴などを聴取し、課題を整理し、支援の方向性を検討します。
Step 4
支援プラン作成
アセスメントで得た情報をもとに、本人と支援プランを作成します。
Step 5
支援調整会議
事前協議
区役所とプランの適切性の協議、区からの依頼事項や、役割分担の確認を行います。
Step 6
支援調整会議
支援プランを利用者本人と共有し、確定します。
Step 7
モニタリング(6週間後、10週間
後に実施)
プランの進捗状況の確認を行い、施設生活の様子や課題をチェックし、区役所に報告します。
Step 8
退所
支援のまとめと今後の課題、支援員の意見等をまとめ、区役所に報告します。
よくある質問
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Q.
神奈川県横浜市以外に住んでいますが、利用できますか?
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ご利用できるのは横浜市内で生活されている方が対象となります。
-
Q.
ペットも一緒に住めますか?
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ペットについては、大きさや種類に関わらず、一緒のご利用は出来ません。
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Q.
家財は持ち込むことが出来ますか?
-
原則、家財の持ち込みはできません。事前にご相談ください。
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Q.
利用にあたりお金はかかりますか?
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利用料は全て無料です。
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Q.
車(バイク)を所持しているのですが駐車場はありますか?
-
利用者の方が利用できる駐車場はございません。
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Q.
直接行ってもいいですか?
-
利用にあたっては、区役所からご依頼して頂く必要があります。まずはお住まいの最寄りの横浜市内の区役所へご相談して下さい。
はまかぜは、「あなた」に寄り添い、
住まいと生活をサポートする施設です。
お気軽にお問い合わせください。