フェリス女学院大学「Keep The Smile」の国際協力活動に感銘 〜学園祭訪問記〜

フェリス女学院大学「Keep The Smile」の国際協力活動に感銘 〜学園祭訪問記〜

皆さんこんにちは!
養護白寿荘の伊藤です。


2024年11月3日、フェリス女学院大学で開催された「Ferris Festival 2024(フェリスフェスティバル)」にお伺いし、国際協力学生団体「Keep The Smile」の展示を拝見してまいりました。

学生が手掛ける国際協力の現場を体感
教室一面に広がる展示は、教育支援や環境保全など、まさに“国際的視野”を育てる取り組みそのもの。特に印象的だったのは、マダガスカルやキリバスなど、遠く離れた国々への支援活動に、学生が主体的に取り組んでいることです。


掲げられたメッセージボードには、「世界にいる人たちの笑顔を守りたい」という団体の思いが込められており、訪れた方々の心に強く響いていました。

フェアトレード商品の販売で「つながる支援」
展示スペースには紅茶やチョコレート、ケニア産のマカダミアナッツハニーなど、フェアトレード商品も数多く並び、販売を通じて“支援の形”を学ぶ学生たちの姿が印象的でした。

地域・世代を超えた学び合いの場として、大学と施設の連携も今後の可能性
なかでも、アフリカやアジアの生活文化を紹介するコーナーでは、学生から直接説明を受け、実際に足を運んだ現地の話を聞けたことが、私にとって非常に貴重な経験となりました。


展示部門1位の快挙!学外からも注目される活動
「Keep The Smile」は今回の学園祭で展示部門第1位を獲得されたとのこと。来場者にわかりやすく伝える工夫、展示の完成度、そして何より“想い”が評価された結果だと感じました。


養護老人ホームでも活かせる視点
私たち白寿荘では、入所者一人ひとりの“笑顔”を大切にしたケアを心がけています。「Keep The Smile」の活動には、どこか通じる部分があり、国際協力の視点だけでなく、地域や施設内での“共生”という視点でも大いに参考になりました。

今後は、こうした若い世代との交流や学びの機会を、施設運営にも積極的に取り入れていけたらと感じています。

【まとめ】「Keep The Smile」の活動から学んだこと

  • 学生が主導する国際協力は、大きな可能性を秘めている
  • 支援の形はさまざま。販売や啓発活動も立派な支援
  • 笑顔を守るという視点は、高齢者福祉にも通じる

今後も、白寿荘では地域や若い世代とのつながりを大切にしながら、入所者の皆様にとって心豊かな生活が送れるよう努めてまいります。


ご興味のある方はぜひ、フェリス女学院大学「Keep The Smile」さんのInstagram(@ferris.kts)もご覧になってみてください。

この記事を書いた人

かいごマガジン編集部

かいごマガジン編集部です。
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