介護助手におすすめの転職エージェント5選!活用方法・仕組みも解説

介護助手におすすめの転職エージェント5選!活用方法・仕組みも解説

「転職エージェントの種類が多くて、介護助手への転職に向いているサービスがわからない」

「介護助手ならではの転職エージェント活用方法が知りたい」

介護助手への転職を検討中の方のなかには、上記のような悩みがある方もいます。

本記事では、介護助手への転職におすすめの転職エージェント5選を紹介します。転職を成功させるための活用方法も解説するため、介護助手への転職を検討している方はぜひご覧ください。

そもそも介護助手とは?

そもそも介護助手とは、介護職員が専門性の高い業務に専念できるよう、介護業務の一部をサポートする仕事です。仕事内容は、清掃やベッドメイキング、食事の配膳・下膳などを担当します。

介護助手になるのに資格は必要なく、介護業界未経験でも就業できます。職場によっては「介護補助」や「ケアサポーター」「介護アシスタント」などと呼ばれるケースもあります。

看護助手・介護職員との違い

介護助手に似た職種に「看護助手」や「介護職員」などがあります。介護助手との違いは以下のとおりです。

介護助手看護助手介護職員
おもな勤務先・介護施設・医療機関・介護施設
・訪問介護事業所
必要資格なしなし認知症介護基礎研修以上の介護資格
仕事内容・介護士の補助
・清掃
・シーツ交換
・見守り など
・看護師の補助
・身体介護
・環境整備
・診察の補助 など
・身体介護
・生活支援 など

看護助手は、医療機関で働いて看護師をサポートするのが仕事です。一方、介護助手はおもに介護施設で働き、介護職員をサポートします。

また、介護職員になるには「認知症介護基礎研修」以上の介護資格が必要です。加えて、利用者様の身体に直接触れてサポートする身体介護を行います。一方、介護助手は介護資格がなくても就業可能です。身体介護には対応せず、掃除をはじめとするサポート業務がメインです。

以下の記事では、介護助手と看護助手・介護職員・介護福祉士の違いを詳しく解説しています。介護助手に転職するメリット・デメリットも紹介しているため、ぜひあわせてご覧ください。

介護助手とは?転職するメリット・デメリットやきついと感じる要因を解説

介護助手におすすめの転職エージェント5選

介護助手の求人は介護職員と比べると少なく、自分に合った求人を見つけにくい傾向があります。ここでは、介護助手におすすめの転職エージェント5選を紹介します。

マイナビ介護職

マイナビ介護職
画像出典:マイナビ介護職

マイナビ介護職は、取り扱う求人のうち約40%以上は非公開求人なのが特徴の転職エージェントです「求人枠がすぐに埋まってしまうことを避けるため」「応募殺到を避けるため」などの理由から登録者を優先的に案内しており、介護助手の非公開求人も多く扱っています。

人材ビジネス40年以上の実績があるマイナビグループが運営しており、公開求人数は約9万件です。(2025年10月時点)給与・退職交渉などをサポートしてもらえるうえ、エージェントとの連絡方法を電話・メール・LINE・SMSなどから選べるのも魅力です。

参照:マイナビ介護職

レバウェル介護

レバウェル介護
画像出典:レバウェル介護

レバウェル介護は求人総数約16万件の転職エージェントで、介護助手の転職も相談できます。(2025年10月時点)転職エージェントのなかでも求人数が多いのが特徴で、正社員以外にパート・アルバイト・派遣など扱う雇用形態も多様です。

介護業界専門のキャリアアドバイザーが在籍しており、履歴書の添削や面接対策などが受けられるだけでなく、今後のキャリアについても相談できます。また、介護関連資格の取得を目指せる「レバウェルスクール介護」を運営しており、資格取得から仕事紹介までサポートしてもらうことも可能なため、介護職員への転職も含めて検討中の方におすすめです。

参照:レバウェル介護

以下の記事では、レバウェル介護についてさらに詳しく紹介しています。

レバウェル介護とは?やばいといわれる理由・併用がおすすめな転職サイトも紹介

ジョブトル介護

ジョブトル介護
画像出典:ジョブトル介護

ジョブトル介護は、さまざまな介護職種の求人を扱う転職エージェントです。全国掲載件数は約2,000件で、サイト上では「時短勤務OK」や「ミドル層活躍中」「短期OK」などの希望条件から、求人を検索できます。(2025年10月時点)

専門スタッフから最適な求人を案内してもらうことも可能で、電話面談や対面などで希望の職場について詳しく説明を受けられます。仕事初日には担当者に同行してもらえるだけでなく、就業開始後も継続的にサポートしてもらえるため、介護業界未経験でも安心して転職できるでしょう。

参照:ジョブトル介護

介護ワーカー

介護ワーカー
画像出典:介護ワーカー

介護ワーカーは、転職活動時から入職後までフォローしてもらえる転職エージェントです。内定後に労働条件を施設からもらうことができ、万が一入職後に条件の違いがあった場合は問題点を改善するよう働きかけてもらえます。

求人掲載数は約6万件で、プロフィール登録により企業から直接スカウトを受け取れます。(2025年10月時点)希望に近い求人情報をLINEで受け取ることも可能なため、エージェントからの求人案内やスカウトなども併用することで、効率的に転職活動を進められるでしょう。

参照:介護ワーカー

ウィルオブ介護

ウィルオブ介護
画像出典:ウィルオブ介護

ウィルオブ介護は介護資格保有者だけでなく、介護未経験の方にも幅広く仕事を紹介している転職エージェントです。「日勤のみや時短で働きたい」「週に2~3日だけ働きたい」など、多様な希望に沿って求人を紹介しています。

サイト上に希望に沿った求人がなくても、営業担当からクライアントへ直接交渉し、就業につながることも多数あります。仕事の希望をヒアリングしたうえで、正社員や派遣、契約社員、パート・アルバイトなどからおすすめの就業形態を提案してもらうことも可能です。

参照:ウィルオブ介護

介護助手の転職エージェント活用方法

介護助手ならではの転職エージェント活用方法として、以下3つが挙げられます。

  • 施設ごとの特徴の違いを教えてもらう
  • 職場の実情を詳しく教えてもらう
  • 介護職員の求人も含めて提案してもらう

それぞれ解説します。

施設ごとの特徴の違いを教えてもらう

介護助手が働くのは、おもに特別養護老人ホームや介護老人保健施設などの介護施設です。しかし介護業界未経験の場合、各施設の違いはわかりにくく、自分に合った施設を把握できない可能性があります。

介護業界に精通したエージェントから施設ごとの特徴を教えてもらえば、自分に合った施設を選べるため、転職後に後悔する可能性が低くなるでしょう。

職場の実情を詳しく教えてもらう

介護助手は、職場によって仕事内容が大きく変わるのが特徴です。転職前に、転職エージェントの担当者に職場で任せられる仕事内容などを事前に確認することで、職場とのミスマッチを防げます。

なかには「介護助手募集」としながらも、仕事内容は介護職員と同じ仕事の求人もあります。そのため、転職エージェントを通さずに求人を探す場合は注意しましょう。

介護職員の求人も含めて提案してもらう

介護助手は未経験・無資格で働けます。しかし、介護職員の求人のなかには「資格取得支援」があり、無資格・未経験歓迎の求人もあります。

転職ハードルの低さから介護助手を選んでいる場合、介護助手だけでなく「無資格・未経験でも応募できる介護職員の求人も含めて検討している」といった旨を転職エージェントに伝えれば、希望に沿った求人を提案してもらえる可能性があります。

また、身体的な負担が不安で介護助手への転職を検討している場合、身体に負担の少ない仕事内容の介護職求人を提案してもらえる可能性もあるでしょう。介護業界に精通した転職エージェントだからこそ、幅広い選択肢から提案を受けられます。転職を成功させるためにも、十分に活用しましょう。

以下の記事では、介護職員向けのおすすめ転職サイトを紹介しています。介護職員への転職も含めて検討中の方は、ぜひあわせてご覧ください。

介護士向けおすすめ転職サイト10選を徹底比較!転職サイト以外の探し方も解説

転職エージェントを利用して転職する流れ

履歴書

転職エージェントを利用した場合、入職までの流れは以下のとおりです。

  1. 転職エージェントへ登録
  2. 担当者との面談
  3. 求人紹介
  4. 応募
  5. 面接
  6. 内定・入社

まず、公式サイトや電話などで基本情報を登録します。転職を決めていなくても、情報収集目的で登録可能です。次に担当のキャリアアドバイザーと面談を行い、希望条件や悩みなどを共有します。

その後、ヒアリング内容をもとに希望に合った求人を紹介してもらい、興味のある企業へ応募します。面接日程の調整や書類提出もアドバイザーが代行してくれるため、効率的に進められます。

さらに、面接対策や書類添削などのサポートも受けられ、内定後は入社日調整や退職手続きの相談に対応するエージェントも存在します。入社後のフォロー体制を整えているエージェントも多く、安心して転職活動を進められるでしょう。

介護助手の転職エージェント利用でよくある4つの質問

介護助手の転職エージェント利用でよくある質問は、以下の4つです。

  • 質問1.介護の転職エージェントはどのような仕組みですか?
  • 質問2.介護の転職エージェントはしつこいですか?
  • 質問3.転職エージェントは複数利用は可能ですか?
  • 質問4.介護助手の仕事内容はどのようなものですか?

質問1.介護の転職エージェントはどのような仕組みですか?

転職エージェントは、求人企業から紹介料を受け取って運営しています。そのため、求職者は無料で転職サポートを受けることが可能です。

質問2.介護の転職エージェントはしつこいですか?

転職エージェントは、基本的に求職者の希望に合わせた求人紹介や応募、面接調整、条件交渉など転職活動をサポートしてくれます。「しつこい」と感じるかは、利用者のケースやエージェントの対応によって異なります。

多くのエージェントでは、連絡頻度や連絡方法(電話・メール・LINEなど)の指定が可能なため、担当者に希望を伝えることが大切です。改善されない場合、担当者を変更できるエージェントも多いため、所定の窓口に連絡しましょう。たとえばレバウェル介護の場合、サイト上の「お問い合わせフォーム」から担当者変更を依頼できます。

以下の記事では、しつこい電話が少ない介護転職エージェントを紹介しています。ぜひあわせてご覧ください。

おすすめの転職エージェント5選!しつこい営業電話の少ないエージェントも比較

質問3.転職エージェントは複数利用は可能ですか?

転職エージェントは、複数利用可能です。併用することで求人の選択肢が広がり、希望にマッチした職場に出会いやすくなります。複数利用するにあたり、同じ求人に重複応募しないように注意し、スケジュールもしっかり管理しましょう。

質問4.介護助手の仕事内容はどのようなものですか?

多くの介護施設では、以下の仕事が介護助手の対応業務となっています。

  • ベッドメイキング
  • ゴミ出し
  • 居室やトイレなどの掃除
  • 利用者の話し相手や見守り
  • 洗濯物の回収・洗濯・配布
  • 配膳や下膳

ただし、職場によって介護助手の仕事内容は異なるため、不安な場合は転職エージェントや面接担当者などに確認しましょう。

まとめ

シーツ交換をする女性

介護助手が転職エージェントを利用することで、履歴書の添削や面接対策などのサポートが受けられるだけでなく、入職後のミスマッチも防げます。

各施設の特徴や職場の実情を教えてもらうだけでなく、介護職員の求人も含めて提案してもらい、転職の成功に向けて転職エージェントを最大限活用しましょう。

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▼キャリア募集要項(介護員)

この記事を書いた人

かいごマガジン編集部

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