介護職の求人を扱う転職サイトの数は多いため「自分に合った転職サイトを利用して、介護業界での転職を成功させたい」と考える方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、介護職の方向けのおすすめ転職サイトと選び方を中心に解説します。「求人数が豊富」や「特定の地域に特化」などの特徴ごとに転職サイトを紹介しているため、利用サイト選びにお悩みの方はぜひご覧ください。
記事目次
介護職おすすめ転職サイト10選
介護職におすすめの転職サイト10選を以下の特徴ごとに紹介します。
- 求人数が豊富な介護転職サイト
- 職種数が豊富な介護転職サイト
- 雇用形態の種類が豊富な介護転職サイト
- 特定の地域に特化している介護転職サイト
【求人数が豊富】介護転職サイト
複数ある介護転職サイトのなかでも特に求人数が豊富なのは、以下3つのサイトです。
みんなの介護求人
引用:みんなの介護求人
みんなの介護求人は、老人ホーム検索サイト「みんなの介護」を運営する株式会社クーリエが運営する転職サイトです。144,000件以上もの求人を掲載しており、求人情報には介護事業所の360°パノラマ画像が掲載されているため、職場の雰囲気を把握しやすいのが特徴です。
また、サイト内の「みんなの介護求人ニュース」では、漫画やインタビュー記事などのコンテンツが充実しています。採用担当者と直接やり取りできるため、転職活動がスピーディーに進められるのも魅力です。
求人数 | 144,165件(2024年8月19日時点) |
タイプ | サイト型 |
対応エリア | 全国 |
公式サイト | https://job.minnanokaigo.com/ |
レバウェル介護
引用:レバウェル介護
レバウェル介護は、手厚いサポートが魅力の介護転職サイトです。求人数は221,892件を誇り、履歴書添削や面接対策はもちろん、就職後の給与や人間関係の悩み相談まで、転職活動全体をサポートしてくれます。
給与などの労働条件だけでなく、職場の雰囲気との相性も重視し、求職者と企業の双方にとって最適なマッチングを実現している点も特徴です。正社員だけでなく、派遣社員や紹介予定派遣など、働き方の選択肢が広い点も魅力です。
求人数 | 221,892件(2024年8月19日時点) |
タイプ | エージェント型 |
対応エリア | 全国 |
公式サイト | https://job.kiracare.jp/ |
介護求人ナビ
引用:介護求人ナビ
介護求人ナビは、101,000件以上の求人を掲載している転職サイトです。扱う職種も幅広く、営業や受付・介護事務、介護タクシー・送迎ドライバーといったほかの転職サイトでは探しにくい職種も検索可能です。
希望する就業条件を伝えると、希望に沿った求人を紹介してもらうことも可能です。トップページには「オープニングスタッフ募集」や「未経験におすすめの求人」といった求人の特徴別に特集が組まれているため、情報収集も効率的におこなえます。
求人数 | 101,936件(2024年8月19日時点) |
タイプ | エージェント型 |
対応エリア | 全国 |
公式サイト | https://www.kaigo-kyuujin.com/ |
【職種数が豊富】介護転職サイト
介護職やヘルパー、ケアマネジャーといった職種数が豊富な介護転職サイトは、以下4つです。
カイゴジョブ
引用:カイゴジョブ
カイゴジョブは「週1回勤務可能」「高単価夜勤専従」など、介護・福祉業界ならではのこだわり条件で求人検索ができる転職サイトです。介護職員以外の職種も網羅しており、なかには「講師」や「設備維持管理」といった26職種以上が検索できます。
企業からのスカウト機能やWeb履歴書の自動送信機能など、転職活動を効率化する機能も充実しています。カイゴジョブ経由で採用されて一定期間以上勤務すると、勤続支援金を受け取れる制度があるのも嬉しいポイントです。
求人数 | 212,674件(2024年8月19日時点) |
タイプ | サイト型 |
対応エリア | 全国 |
公式サイト | https://www.kaigojob.com/ |
ジョブメドレー
引用:ジョブメドレー
ジョブメドレーは「有給消化率ほぼ100%」や「家庭都合休OK」など、豊富な検索軸で希望の求人を探せる転職サイトです。介護職やケアマネジャーだけでなく「サービス管理責任者」や「児童発達支援管理責任者」といった障がい分野の職種の求人が豊富な点も特徴です。
応募後は、ジョブメドレーを介さずに直接事業所の担当者に応募内容が届くため、スピーディーな選考が期待できます。事業者によっては、応募書類だけでは伝わりづらい熱意や人柄をアピールできる「動画選考」を導入しているケースもあります。
求人数 | 204,434件(2024年8月19日時点) |
タイプ | サイト型 |
対応エリア | 全国 |
公式サイト | https://job-medley.com/ |
リジョブケア
引用:リジョブケア
リジョブケアは、スカウト機能が充実しており、効率的に転職活動を進めたい方におすすめの介護業界特化型転職サイトです。企業からのオファーを受けるだけでなく、希望条件に合った求人の案内も受け取れます。
「ガイドヘルパー」や「高齢者コミュニケーター」など、ほかで見つけにくい求人があるのも魅力で、30職種もの求人を掲載しています。応募企業とのメッセージ機能によるスムーズなやり取りも可能です。
求人数 | 47,554(2024年8月19日時点) |
タイプ | サイト型 |
対応エリア | 全国 |
公式サイト | https://relax-job.com/kaigo |
マイナビ介護職
引用:マイナビ介護職
マイナビ介護職は、マイナビグループが運営する介護職専門の転職サイトです。人材関連ビジネスを40年以上展開してきたマイナビグループならではの、手厚い転職サポートが魅力です。専任のキャリアアドバイザーによる履歴書・職務経歴書の書き方や面接対策、給与交渉、退職交渉などのサポートが受けられます。
福祉用具専門相談員や生活支援員などをはじめとした11職種の求人を取り扱っています。電話やLINEでも相談可能なため、不規則な生活になりがちな介護職の方でも利用しやすい転職サイトです。
求人数 | 78,915件(2024年8月19日時点) |
タイプ | エージェント型 |
対応エリア | 全国 |
公式サイト | https://kaigoshoku.mynavi.jp/ |
【雇用形態の種類が豊富】介護転職サイト
正社員や契約社員、パートといった雇用形態の種類が豊富な介護転職サイトは、以下のサイトです。
介護求人ドットコム
引用:介護求人ドットコム
介護求人ドットコムは、三幸福祉カレッジの就職支援部が運営する、介護職専門の転職サポートサイトです。正社員やパートだけでなく、契約社員や派遣社員、無期雇用派遣社員など雇用形態の種類が豊富なのが特徴です。
就職支援アドバイザーが介護施設に直接足を運び、職場の雰囲気や働きやすさなど、求人票だけではわからないリアルな情報を収集しています。履歴書の書き方から面接対策、さらには就職後のフォローアップまで手厚いサポート体制が整っており、初めての転職活動でも安心して利用できます。
求人数 | 47,277件(2024年8月19日時点) |
タイプ | エージェント型 |
対応エリア | 全国 |
公式サイト | https://creatework.jp/ |
【特定の地域に特化】
特定の地域の求人に特化している介護転職サイトは、以下の2つです。
【静岡】アースメイト
引用:アースメイト
アースメイトは、静岡県に特化した介護・看護・保育専門の転職サイトです。地域密着型のサポート体制が魅力で、地元企業の情報を熟知した専門のコーディネーターが、求職者の希望に合った求人を紹介しています。
面接日の設定や条件交渉などの手続き代行はもちろん、履歴書・職務経歴書の書き方や面接対策など、転職活動に必要なサポートも充実しています。転職後のアフターフォローも行っており、仕事上の悩みや不安の相談が可能です。採用決定後の辞退も代行してもらえるため、安心して転職活動を進められます。
求人数 | 40件(2024年8月19日時点) |
タイプ | エージェント型 |
対応エリア | 静岡県 |
公式サイト | https://earthmates.jp/ |
【東海圏】介護ナイン
引用:介護ナイン
介護ナインは、愛知・岐阜・三重の介護職求人を専門に扱う転職サイトです。6,600件を超える求人のなかから、専任コンサルタントが1人ひとりの希望に沿った求人を紹介しています。
独自のコネクションを有しており、非公開求人も多数保有しています。年間150名の介護士と面談を実施している経験豊富なコンサルタントによる、履歴書添削などの手厚いサポートも魅力です。愛知・岐阜・三重で介護職への転職を考えている方におすすめの転職サイトです。
求人数 | 6.663件(2024年8月19日時点) |
タイプ | エージェント型 |
対応エリア | 愛知県・岐阜県・三重県 |
公式サイト | https://kaigonine.com/ |
介護職転職サイトの選び方3つ
利用する介護転職サイトは、以下3つのポイントを意識して選びましょう。
- 転職エージェント型とサイト型から自分に合っているタイプを選ぶ
- 希望するサポートを受けられるサイトを選ぶ
- 検索機能が使いやすいサイトを選ぶ
転職エージェント型とサイト型から自分に合っているタイプを選ぶ
介護転職サイトは「エージェント型」と「サイト型」の2種類あります。
エージェント型は、専任の担当者による履歴書・面接のアドバイスや待遇の条件交渉、面接日の調整などのサポートが受けられます。希望に沿った求人を紹介してもらえるため、在職中で忙しい方でもスムーズに転職活動を進めることが可能です。
一方サイト型は、担当者によるサポートは受けられないものの、扱う求人数・職種数が豊富な傾向があります。また、検索機能が使いやすく、サイトの利便性が高いのも特徴です。自分のペースで求人を探せるため、まずは情報収集から始めたい方におすすめです。
転職サイトのタイプによって転職サポートの有無が異なるため、自身が希望する転職活動の進め方に応じて利用するサイトを選びましょう。
希望するサポートを受けられるサイトを選ぶ
エージェント型の介護転職サイトでは、専任の担当者によるサポートが受けられます。そのため、自身が受けたいサポートを提供している転職サイトを選ぶことが大切です。
たとえば、履歴書の添削のみが受けられるサービスがある一方で、面接へのアドバイスや練習、さらには面接当日に同行してもらえるサービスもあります。
転職活動において自分が苦手意識のある部分をいま一度見直し、苦手な部分のサポートが受けられる転職サイトを選びましょう。
検索機能が使いやすいサイトを選ぶ
自身で積極的に求人を探したい場合、転職サイトの検索機能の使いやすさも大切です。
たとえば、休みが取りやすい職場に転職したい場合は「有給消化率ほぼ100%」や「毎週~隔週シフト提出」といった検索軸があれば、希望の求人を見つけられる可能性が高まります。
また、働きやすさを重視して求人を探す場合は「残業ほぼなし」や「フレックスタイム制度あり」「午後のみ勤務OK」といった条件で探せる転職サイトがおすすめです。
特に自分のペースで転職活動を進めたい場合は、転職サイトの検索機能の使いやすさもチェックし、利用するサイトを選びましょう。
介護職の転職でよくある3つの質問
介護職の転職に関してよくある質問は以下の3つです。
- 質問1.介護職が転職で後悔する原因はなんですか?
- 質問2.よい職場を見極めるポイントはありますか?
- 質問3.転職サイトは複数登録しても問題ありませんか?
質問1.介護職が転職で後悔する原因はなんですか?
介護職が転職で後悔する原因には、以下のようなものがあります。
- 転職先の仕事内容を理解しないまま選んだ
- 待遇面だけで選んだ
- キャリアプランを計画せずに選んだ
- 漠然と介護業界での転職を決めた
- 希望条件の優先順位を決めずに選んだ
- 複数の職場を比較せずに選んだ
以下の記事では、上記の原因の具体的な内容を紹介しています。「体力的に無理せず働きたい」「離職率が低い職場で働きたい」といった、具体的な希望別の転職先の選び方も解説しているため、介護業界での転職を検討中の方はぜひご覧ください。
▼介護転職で後悔する原因は?成功させる5つのコツ・希望別の転職先の選び方も解説
質問2.よい職場を見極めるポイントはありますか?
よい職場を見極めるには、求人が以下の特徴に当てはまらないかどうかを確認しましょう。
- 常に人材を募集している
- 給料が周辺地域の相場とかけ離れている
- 即日採用の記載がある
- 人間関係の良さのみをアピールしている
ただし、上記の特徴に当てはまる場合であっても、必ずしも働きにくい職場とは限りません。たとえば、頻繁に求人を見かける職場の場合「事業拡大のために長期間人材を募集している」「人員を確保して職員の労働環境を改善するためにエントリー数を増やしている」などの可能性もあります。
そのため、求人に掲載されている情報だけでなく、職場見学やインターネット上での情報収集、エージェント型の転職サイトを使用する場合は担当者への相談を通じて、多角的に判断しましょう。
質問3.転職サイトは複数登録しても問題ありませんか?
介護転職サイトは、複数のサイトに登録しても問題ありません。いくつか登録しておくことで、以下のようなメリットがあります。
- 多くの求人と出会える
- サポートの質を比較できる
- 相性のよい担当者に巡り合える可能性が高まる
多くの介護転職サイトでは、サイト上に公開されている求人だけでなく、非公開求人も存在します。そのため、複数のサイトに登録することで、非公開求人も含めた多くの求人と出会える可能性が高まります。
また、サイトによって受けられるサポートが異なるため、サポートの質を比較することも可能です。加えて、エージェント型のサイトを利用する場合、複数の担当者とやり取りします。人対人のやり取りのため、転職活動をスムーズに進め、かつ成功させられるかどうかは担当者との相性にも左右されます。そのため、複数のエージェントとやり取りし、相性のよい担当者と巡り合えるかどうかも大切なポイントです。
一方、複数の転職サイトに登録すると、以下のようなデメリットもあります。
- 情報管理に労力がかかる
- 担当者からの連絡が増える
- 転職活動に費やす時間が増える
複数登録するメリット・デメリットを踏まえて、利用するサイト数を決めることをおすすめします。
まとめ
転職サイトによって、サイトの使いやすさや受けられるサポートなどに差があります。また、求人数や扱う職種・雇用形態も異なるため、自身の希望に応じて利用する転職サイトを選ぶ必要があります。
本記事で紹介したおすすめの転職サイトや利用するサイトの選び方を参考に、介護業界での転職を成功させましょう。
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