今回は、養護老人ホーム白寿荘の永田さんへのインタビューを行いました。
記事目次
祖父を助けたい想いで介護の勉強へ
Q.介護の勉強を始めたきっかけをお伺いできますか?
お世話になった祖父が中学生の頃に病気で足を切断したことがきっかけでした。当時中学生だった私は将来介護を学ぶことで恩返しできるようになるかもしれないと思い、介護の資格を取れる高校に進学しました。
—–白寿荘で実習を経験して入社へ
白寿荘を知ったきっかけは、高校3年生のときに、実習で訪れたことです。実際に介護の現場を学ぶことが出来、大変勉強になりました。
実習の当時すぐに白寿荘で働こうとは思っていなかったのですが、卒業前に白寿荘の方からお声がけいただき、働くことになりました。
そこから13年にわたり、働き続けています(笑)
目の前の人を助けたい想いで介護を
Q.実際に働いてみていかがでしたか?
実際に働いてみて大変なことはたくさんありました。。インタビューでは語り切れないこともたくさんありますが・・・(笑)当時は、研修体制も整っていなかったので先輩の背中を見ながら食らいついて働いていました。
そんな中で「目の前の人のために」という想いで、この人はどのようにお手伝いをすると喜んでもらえるのか・快適に過ごしてもらえるのかということを考えながら勤務していました。
辛いこともたくさんありましたが、同僚や先輩・利用者さんのおかげでなんとか頑張ることができました。
—–介護のノウハウを他のメンバーへ伝える
昔の介護は、肉体的に辛いことが多くありました。例えば、体の大きな利用者さんでもお姫様抱っこで持ち上げるのが一般的でした。その結果、多くの介護員が腰痛に悩まされ、仕事を続けることが難しい状況でした。そういった肉体的な大変さを減らす方法を、自分でわかる範囲で伝えるようにしています。
私は、もう現場で働いていないので、少しでもみんなが働きやすい環境づくりに貢献したいと思っています。
介護のイメージを変えたい
介護の現場では、髪色や服装に自由がないことがとても多いです。
私はこれまでアフロにしたり、髪色を変えたり、髭をはやしたり、自身のスタイルを自由にして働いています。他の施設では、NGなことも白寿荘で受けて入れてくれたことに感謝しています。
もちろん、利用者さんが不快に感じるような服装や髪型などは避けるべきだと考えますが、介護で働きたいと思う人を増やすためにもこの業界での自己表現の自由があることを発信して、少しずつ介護のイメージを変えていきたいと思っています。
介護業界は人手不足が深刻な問題ですが、白寿荘から業界全体のイメージを変えていけるように、これからも頑張っていきたいです!
白寿荘では一緒に働く仲間を募集しています
白寿荘では、一緒に働いてくださる仲間を募集しています。
「介護」を「かいご」に変える。一般の方からすると介護は細かくは何をしているのかわからない難しい言葉です。そんな「介護」を誰でもわかるように発信すること。そして「介護」という型にはまらず、より人間らしくて幸せな生活ができる施設を目指して挑戦していきたいと思っております。
白寿荘で新しい「かいご」の形を作っていきたいという想いにご興味を持っていただけましたらぜひお気軽にこちらからご連絡ください。