皆さんこんにちは!
養護白寿荘の北村です。
連日厳しい暑さが続いております。
車のハンドルはアツアツです!皆様もどうぞご自愛ください。
さて、今回は「第1回若手職員意見交換会」の開催と、「第59回関東ブロック老人福祉施設研究総会長野大会(以下、関ブロ)」への参加についてお伝えします。
「若手職員意見交換会」とは
―『全世代が働きやすい環境づくりには、世代を超えた対話と相互理解が欠かせない』
この思いをもとに、まずは身近なところから始めようと企画したのが「若手職員意見交換会(以下、意見交換会)」です。
白寿荘の建物内には、養護・特養・法人本部の3事業所があります。
その利を活かして、各事業所の若手職員が集まり、テーマに沿った意見交換を行う場を作りました。
会の内容は「Wakatty’s Newsletter」という報告書にまとめ、各参加者の上司や管理者、法人本部へ報告するとともに、フィードバックを依頼。
若手と若手以外とをつなぐ媒体となることを目指しています。
若手の現状
この取り組みの出発点は、私自身の「つまずき」でした。
自分の思いはただの主観かもしれない。そう考え、アンケートを実施。
すると、
・「仕事上の悩みなどを本音で話せる存在がいない」と答えた若手職員=57.2%
・若手の理想の職場像=「年齢・職種問わず意見を言いあえる職場」「思いや考えを認めあえる職場」「職員同士が協力しあい、コミュニケーションがとれる職場」
以上が明らかになりました。
この結果からも、「同世代のつながり」や「世代を超えた対話」の必要性は、若手共通の課題なのだと実感。
意見交換会開催の後押しとなりました。
記念すべき第1回開催!
2024年7月、第1回意見交換会を開催しました!
テーマは「ストレス発散方法」と「仕事の覚え方」。2グループに分かれて意見を出し合いました。
各テーマについて挙がった意見は以下の通りです。


※Wakatty’s Newsletter第1号より抜粋
開催後のアンケートでは、約8割の方が「他の参加者とコミュニケーションを取れた」と回答。
「次回も参加したい」「気持ちが楽になった」「他の部署や事業所の職員とコミュニケーションをとれて有意義だった」などの声も届き、同年代同士の交流の意義を実感しました。
また、Wakatty‘s Newsletterを通じて多くの先輩方から丁寧なフィードバックや「これからもぜひ続けてほしい」との言葉をいただきました。
若手の思いを初めて形にできたことに、達成感を感じた瞬間です。
そして「関ブロ」へ!
意見交換会の成果をもとに、同年代職員とともに関ブロに出場しました。
演題は『若者が物申す! ~1~2年目職員が感じている現場のリアル~』。
発表準備を進める過程では、「役割を任される嬉しさ」と「使命感」が芽生えました。
発表当日は、周囲の温かなサポートに支えられ、ベストを尽くすことができました。
目標だった優秀賞には僅かに届かず、悔しさもありましたが、それだけ真剣に取り組めたという経験は、結果以上に大きな財産です。
“自分たちで職場を良くしよう”という一歩を踏み出せた、忘れられない時間となりました。

主体的に動くということ
関ブロを経て生じた、私の中での一番大きな変化。
それは『状況が変わるのを待つのではなく、自ら取りに行く』というものです。
生まれたての雛のように口を開けていても、誰かがご飯を入れてくれるわけではない。だから、自ら動いて掴みに行く。
そのような気概で行動する原動力を得られたことと、その原動力を発揮できる環境に恵まれていることへの気づきが、何にも代え難い収穫です。
また、他施設の職員とつながり、新たな学びや刺激をいただけたことも、関ブロ参加の大きな成果でした。

↑ちなみに、長野観光も楽しみました!(曇天)
次回は「第2回若手職員意見交換会」の様子をお届けします。
どうぞお楽しみに!
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