対話型アート鑑賞プログラム part3

対話型アート鑑賞プログラム part3

皆さんこんにちは!
養護白寿荘の伊藤です。


年始には遠く感じられた年の暮れも、気付けばもうすぐ!というところまで来ました。
今年は年賀状をどうしましょうかねぇ!


12/11/10:30アーツアライブの皆様による「対話型アート鑑賞プログラム」を開催。
本日が最終日。更にその魅力に迫ります!
アートは感性を引き出すものですが、対話型アート鑑賞プログラムはその感性を共有し、他の参加者ともつながりを生み出します。


「霜が降りる、火を起こす農家の少女」
カミーユ・ピサロ    1888年(明治21年)



「温かい熱が伝わり、濃淡の違いが出ている」「お芋でも入れようかな?」「木をポキリと折ろうと、、勝手な想像だけど」「表情が今にも動き出しそう。楽しそう」「人物の温かさを感じる」「モンゴル地方の大草原みたい。まだ雪のない、それとも春なのか?」「焼き芋?」「太陽の光を感じる」「馬が草を食べている。秋の初めかな?」「これも版画だとしたら」「暖かいね」「焚き火というより、、、昔は釜戸でご飯を食べていた。麦ご飯とか」「白に見える」「何か周りが寒そうに感じた」「影がない」「(煙をさして)触りたい」「焚き火、、炎が見えた」「坊やが暖かいな!」「牧場」「時々サツマイモをやっている。自分の家ではやったこない」

作品に触れることで生まれる感情や思索を、他の参加者と共有することで新しい視点が広がります。


「青の中の黄色い丸」
瑛九  1958年頃(昭和34年頃)



「瞬間感じたのは果物が流れてくる、、豊作な様子」「幸せな感じ」「草間彌生?あの人の絵画はエネルギーを感じる」「ドロップに見える」「トルコ石なの?ダイヤモンドじゃないの?」「随分と大きいんですね!」「(絵画を指して)戦後14年、勇気が出てくる」「綺麗!」「真ん中の赤いところ!周りに比べて、これが綺麗!」「何でしょうね?動きがあると思います」「動きが上から下に、、」「黄色かな?すごく綺麗!」「洋服の色みたい」「何だか宇宙みたい!」「何か分からないけど、ライトみたいな、、」「大きい赤が口に見える。笑っている感じ」「登っていくやつね(ボルダリング)」「赤の大きいの、光輝きたいから」「表情がある」「青の中の黄色」「ボーリングが好き!いつもガーターだけど」


これらのコメントを通じて、対話型アート鑑賞プログラムは単なる鑑賞から脱却し、参加型の芸術体験を提供してくれました。
アーツアライブの皆様、横浜市健康福祉局の皆様、3回に渡る貴重な体験をありがとうございました!
参加者の方の反響がものすごく、数日経った今でも余韻が残っています。

またの機会にお待ちしています。
サヨナラは言いませんよぉ!

この記事を書いた人

かいごマガジン編集部

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