メンター編 Part2:研究大会当日、若手の“強さ”が見えた瞬間

皆さんこんにちは。本部のCです。
第1回では、若手と一緒に取り組んだ「高齢者福祉研究大会」に向けた準備の日々を振り返りました。
今回はいよいよ研究大会当日の様子と、その中で見えた若手の“強さ”についてお届けします。

会場入り口での再会 ―静かな朝と、突然の提案

当日の朝、パシフィコ横浜の会場入口で2人と合流しました。
まだ人もまばらで、会場全体に静かな空気が流れていました。

そこで私は、前日の7月1日(本部異動初日)に起きた出来事を2人に伝えました。
「これは今回のテーマとつながる」と感じていて、自分のパートにその話を入れたいと思ったからです。

突然の提案ではありましたが、「責任は私がとるから」と前置きし、発表全体の流れに自然に組み込めるかを相談しました。
2人は落ち着いて耳を傾け、その場で一緒に流れを確認してくれました。

会場入り ―受付を済ませ、静かな会場へ

時間になり、3人で受付を済ませて発表会場に入りました。
会場内はまだ静かで、発表者がそれぞれ準備を進めているだけの落ち着いた雰囲気でした。

発表前の準備 ―必要最低限の動作確認

本番前には、スライドの切り替えや立ち位置、マイクの使い方など、必要最低限の動作確認を行いました。
この時点でも会場は穏やかで、発表者の気配だけが淡々と流れていました。

発表直前 ―人が増え、空気が変わる瞬間

発表の時間が近づくにつれて、少しずつ人が増えてきました。
気づけば後方には立ち見の方の姿もあり、想定以上に多くの方が足を運んでくださいました。

発表を広く案内してくださった養護施設長のIさんの存在が、この集まり方に大きく影響していたと思います。

発表の流れ ―私が中心で話す構成を自然につなぐ

今回の発表は、構成上、私が中心となって話を進める形でした。
2人にはそれぞれのパートがありつつも、全体の流れをつなぐ役割は私が担うことになっていました。

本番が始まると、2人は落ち着いた様子で自分のパートを丁寧に話し、私はその流れを受けて、当日の朝に伝えた“入れ込みたい内容”を自然に盛り込みながら、全体をまとめるように話しました。

発表全体がひとつの流れとしてつながっていく感覚があり、それぞれの役割が無理なく重なり合っていく時間でした。

一緒に立つという選択 ―熱さを抑えつつ、でも本音は残す

今回の研究発表は、2人に任せきりにするのではなく、私自身が一緒に立ち、背中を見せることを大切にしていました。
今では古いと言われるやり方かもしれませんが、一緒に汗をかくような感覚を共有したかったのだと思います。

異動前の準備も重なっていて、当日はその積み重ねごと持ち込むような気持ちで立っていました。
だからこそ、自然と動きも大きくなり、結果的には私が一番汗をかいていた気がします。

2人は私の動きや空気の変化を落ち着いて受け取り、全体の流れの中で自分の立ち位置をつかんでいく姿がありました。
「一緒にやる」ことでしか見えない変化が、その日の2人には確かにありました。

終わった後の余韻 ―やりきった感と、静かな手応え

発表を終えた瞬間、自分の中にふっと“やりきった”という感覚が広がりました。
異動前からの準備も含めて、ようやくひと区切りついたような静かな安堵がありました。

2人の表情にも、緊張から解放された柔らかさが戻っていて、その姿を見て、今回の「一緒に立つ」という選択が間違っていなかったと感じました。

発表後には、興味を持った方が声をかけてくださり、問い合わせもいくつかいただきました。
その反応が、今回の発表が誰かの心に届いた証のようで、静かに嬉しさが込み上げてきました。

次回予告

第3回では、今回の挑戦を通して見えた「育成のこれから」についてまとめます。
若手の成長と、メンターとしての気づきをお届けします。

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かいごマガジン編集部

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