令和7年11月15日(土)、相鉄いずみ野駅前広場で開催された「第4回 いずみ野文化祭」に、白寿荘は今年もブース出展という形で参加しました。
青空の下、世代をこえて人が集い、笑顔や思い出が行き交う――そんな心豊かな一日となりました。
地域の皆さまに支えられながら、白寿荘としての「地域貢献」と「つながりづくり」の取り組みをお届けできたことに、スタッフ一同うれしい気持ちを分かち合っています。
■ 当日のブース内容
白寿荘のブースでは、入所者の皆さまが心を込めてつくった毛糸のオーナメントや小物をプレゼントとしてご用意しました。
「かわいい!」「手作りなのが温かいですね」と、たくさんの方が足を止めてくださり、作品を眺めながら自然と会話が弾んでいきました。
また、制作風景の写真や、日頃の地域貢献の取り組みをまとめたコルクボード展示も好評で、
「こういう活動をしているんですね」「昔、家族がお世話になりました」
といった声もあり、白寿荘を身近に感じていただける時間となりました。
あわせて、特養・ショートステイ・デイサービスのパンフレット配布や制度説明も実施。多くの方が熱心に耳を傾けてくださいました。
■ 来場者数と反響
- 大人:142名
- 子ども:72名
- 合計:214名
(パンフレット配布:各2部、制度説明:3組5名)
ブースには本当に幅広い世代の方々が訪れ、
・以前、白寿荘のイベントに参加したことがある
・家族が利用していた
・RUN伴で白寿荘に立ち寄った
・地域ケアプラザや医療機関の職員
など、地域とのつながりの深さを改めて感じる場面も多くありました。
思い出話をしてくださる方、近況を報告してくださる方、
「昔は芝生で遊んだんですよ」
「自治会長をしていた頃に白寿荘に行きました」
と懐かしむ方もいて、白寿荘が地域に根づいてきた足跡に、私たち自身も胸があたたかくなりました。
■ 世代をこえてつながる文化祭に
文化祭という場は、子どもから高齢者まで自然と交わり合える貴重な時間です。
今回のいずみ野文化祭でも、
「ものを受け取る人」と「つくった人」が互いに気持ちを通わせる瞬間
がたくさん生まれていました。
作品に触れたお子さんが目を輝かせる姿、
ご家族と一緒に展示を眺める高齢者の姿、
そして地域の関係機関の皆さまとの情報交換。
どの場面にも、“地域で支えあう街のあたたかさ”がありました。
■ 白寿荘が大切にしていること
白寿荘では、日々の生活だけでなく、地域との交流を大切な柱として取り組んでいます。
入所者の方々が「誰かのために」「地域に向けて」作品をつくることは、生きがいにつながり、
また、地域の方々がそれを受け取ってくださることで、自然と笑顔の輪が広がります。
今回の文化祭も、その輪が大きく広がった一日でした。
■ さいごに
いずみ野文化祭にご来場くださった皆さま、そして開催にご尽力くださった関係者の皆さまへ、心より感謝申し上げます。
これからも白寿荘は、地域の一員としてあたたかい交流を育みながら、世代を越えて愛される施設を目指してまいります。