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皆さんこんにちは!
養護白寿荘の伊藤です。
2025年7月25日(金)、白寿荘にて感染症対策研修を開催いたしました。

今回は、国際親善総合病院 感染症予防対策室長であり、感染症看護専門看護師の中村麻子様を講師にお迎えし、「高齢者施設における感染症対策の基本と実践」をテーマにご講義いただきました。

本研修では、インフルエンザ・新型コロナウイルス・ノロウイルス・疥癬といった主要な感染症に加え、近年施設内での発生が問題となっている「レジオネラ症(レジオネラ菌感染症)」についても重点的に取り上げました。

レジオネラ菌は、水回り設備(特に浴槽・シャワー・循環ろ過装置・加湿器など)で繁殖しやすく、高齢者や免疫力が低下している方に肺炎を引き起こすことがあるため、施設にとって非常にリスクの高い感染源です。

中村様は、
- レジオネラ菌の特徴と感染経路(エアロゾル吸引による肺炎)
- 感染を未然に防ぐための定期的な設備点検・清掃・水質検査の重要性
- 発生時の初期対応と保健所への報告体制
といった内容について、実際の事例を交えて具体的にご説明いただきました。

職員一人ひとりが日頃からの意識と行動で、感染拡大を防ぐことの大切さを再確認する有意義な時間となりました。
中村先生、このたびは貴重なご講義をありがとうございました!
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レジオネラ菌 施設管理
夏 感染症 対策(→レジオネラなど)
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