【音楽イベント開催レポート】音がつなぐ心の時間――東京学芸大学名誉教授 椎野伸一先生による「音楽のプレゼント」|白寿荘

【音楽イベント開催レポート】音がつなぐ心の時間――東京学芸大学名誉教授 椎野伸一先生による「音楽のプレゼント」|白寿荘

※写真の掲載については同意を頂いております。


皆さんこんにちは!
養護白寿荘の伊藤です。


2025年4月16日(水)14:00~15:00、東京学芸大学名誉教授であり、ピアニストの椎野伸一先生をお迎えし、当施設にて「音楽のプレゼント」を開催しました!
https://youtu.be/mHuPRZU68KQ?si=cth9hKjf7vOUOMDo

ただのピアノ演奏会にとどまらず、ご利用者様と職員が“音”という枠を超えた体験を共有し、心豊かになるひとときをともにしました。

音楽で心がつながる――音楽の力

この日、白寿荘のホールはまさに春爛漫!
選曲は「春」をテーマに、クラシックから唱歌まで幅広く、どの曲もご利用者様の心にやさしく響きました!

プログラム

  • おぼろ月夜(2分)
  • モーツァルト:ロンド ニ長調 KV485(7分)
  • シューベルト:野薔薇(1分)
  • メンデルスゾーン:春の歌(3分)
  • ショパン:子守歌 Op.60(5分)
  • グリーグ:アリエッタ、蝶々、春に寄す(計約7分)
  • ドビュッシー:アラベスク第1番(4分)
  • ショパン:華麗なる大円舞曲 変ホ長調 Op.18(6分)
  • みんなで歌おう:ふるさと

心に残るエピソード:音楽の“今”を楽しむ姿勢

印象的だったのは、ショパンの子守歌の演奏時に椎野先生が発した、「眠っても構わないですよ!」という一言。音楽家としての包容力と、聴き手への思いやりが感じられる場面でした。

また、楽譜がピアノの内部に入り込んでしまうというハプニングも、笑いと温かさに変えてしまう先生の姿勢に、ウェルビーイングの真髄を見たように思います。予定や形式にとらわれず、目の前の人々と今を味わう――これは私たち福祉施設の現場でも、とても大切な姿勢だと改めて感じました。

合唱で生まれた一体感――「ふるさと」をみんなで

最後は、参加者全員で「ふるさと」を合唱!
音楽が持つ力で心がひとつになる感動的な瞬間でした。

まとめ:音楽と福祉の架け橋を目指して

当施設では、今後もご利用者様の心の豊かさや生活の質(QOL)の向上を目指し、さまざまな文化活動を取り入れていく予定です。
高齢者施設におけるピアノ演奏イベントにご関心のある方は、ぜひご注目ください!


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この記事を書いた人

かいごマガジン編集部

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