対話型アート鑑賞で心豊かに

対話型アート鑑賞で心豊かに

皆さんこんにちは!
養護白寿荘の伊藤です。


2025年2月24日(月)11:00〜12:00、当施設では、一般社団法人アーツアライブの方をお招きし、対話型アート鑑賞プログラムを開催しました。参加者は入居者6名。会話を通してアートと触れ合う、穏やかで豊かな時間となりました。




対話型アート鑑賞とは?

ただ「見る」のではなく、作品を前にして感じたことや気づいたことを言葉にし、参加者同士で意見を交わしながら作品の魅力を深めていくアプローチです。高齢者の認知機能の活性化や心のケアにも効果があるとされ、注目されています。


今回鑑賞した作品
今回取り上げたのは、日本と西洋を代表する2作品。

• 歌川広重「名所江戸百景 浅草田甫酉の町詣」(1857年・江戸時代)

• 木版画(錦絵)/縦36.2cm×横24.4cm



• フィンセント・ファン・ゴッホ「タンギー爺さん」(1887年・明治20年)

• 油彩キャンバス/92cm×75cm(ロダン美術館蔵)

浮世絵と印象派、異なる時代・文化の中で生まれたアートを見比べながら、入居者の皆さんは「色使いがやさしい!」「この人の目が気になる!」など、思い思いの感想を話していました。




アートで広がる心のつながり
鑑賞を通して、普段はあまり話さない入居者同士の会話が自然と生まれ、スタッフにとっても新たな一面を知る機会となりました。アートには、認知症予防やQOL(生活の質)の向上に役立つ可能性があります。
白寿荘では、今後も入居者の皆さまの心豊かな暮らしを支えるため、こうした文化的プログラムを積極的に取り入れていく予定です。


養護老人ホーム白寿荘について
養護老人ホームは、措置施設(横浜市が入所決定した方の施設)となりますので、まず、お住まいの各区の高齢支援担当もしくは、生活支援担当窓口へご相談ください。


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かいごマガジン編集部

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