地域防災拠点 運営委員会で学んだ「防災器具の実践活用」

地域防災拠点 運営委員会で学んだ「防災器具の実践活用」

皆さんこんにちは!
養護白寿荘の伊藤です。


2/16(日)10:00横浜市立いずみ野中学校にて地域防災拠点 運営委員会に工藤施設長とともに参加しました。
今回のテーマは「防災器具の実践活用」。
実際に手に取り、その性能や使い勝手を確かめる貴重な機会となりました。


1. 太陽光発電パネルの実力


屋外に設置されたポータブルソーラーパネルを使って発電し、スマートフォンや各種機器を充電しました。
天候にも恵まれ、スムーズに電力を供給できた点が印象的でした。

✅ メリット:

• 災害時の停電でも太陽があれば電源確保が可能

• 軽量で持ち運びしやすい設計

• 複数のデバイスを同時に充電できる高出力

⚠️ 課題点:

• 日照条件に左右されるため、夜間や悪天候時の対応が必要

• 設置場所の確保と角度調整が求められる


2. 多機能充電ステーションの便利さ


次に試したのは、多機能充電ステーション。
USBポートやAC電源が備わっており、スマートフォンやタブレット、ラジオなどを一括で充電できました。

✅ メリット:

• 複数の機器を同時に充電できるため、避難所での電源確保に最適

• ソーラーパネルやポータブルバッテリーと組み合わせて活用可能

⚠️ 課題点:

• 充電ステーション自体に蓄電機能はなく、外部電源が必要

• 充電ケーブルが絡まりやすく、整理が必要


3. とろみ調整食品を実際に使っての嚥下機能を確認


誤嚥(ごえん)やむせが気になるなど、嚥下(飲み込み)が困難な方にお使いいただける、とろみ調整食品です。
①お茶、味噌汁や牛乳、ジュースなど、どんな液体にも同じ添加量で、同じ程度のとろみが付けられます。
②温かいものも冷たいものも、液体に加えて混ぜるだけ。ダマにならず、すばやく溶けます!


〈防災拠点としての備え〉
今回の体験を通じ、災害時の電源確保の重要性を再認識しました。特に高齢者施設では、連絡手段の確保が命に直結します。
今後、白寿荘でも 「太陽光発電 × ポータブル電源」 の導入を検討し、いざという時に利用者の安全を守れる環境を整えていきたいと思います。
地域の皆さんとともに、防災意識を高め、実践的な備えを進めていきます。

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この記事を書いた人

かいごマガジン編集部

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