皆さんこんにちは!
養護白寿荘の伊藤です。
1月24日(金)14:30〜15:30、踊場地域ケアプラザ 包括支援センターの保健師の方ををお招きし、養護・特養職員を対象に「認知症介護に関する基礎研修」を実施しました。
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高齢化が進む現代社会において、認知症への理解を深めることは非常に重要です。この研修では、職員一人ひとりが認知症ケアについての知識と実践力を養うことを目的に、以下の内容を中心に学びました。
研修内容
1. 認知症の基礎知識
認知症の症状や進行について、非薬物療法と合わせて具体的に学びました。特に、「記憶の障害」「注意力の低下」「入浴を嫌がる心理」など、日常生活に影響を与える中核症状と周辺症状に焦点を当て、本人の気持ちに寄り添うケアの方法を共有しました。
2. 非薬物療法の実践
音楽療法や回想法、運動療法など、認知症ケアに有効とされる非薬物的アプローチの紹介とともに、実際に体験する時間を設けました。特に、タクティールケアや芸術療法では参加者から「日常ケアに取り入れたい」との声が多く聞かれました。
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3. 効果的な声掛けと環境調整
認知症高齢者が安心して過ごせる環境作りや、尊厳を保つための配慮がいかに重要かを確認しました。
研修の成果と今後の取り組み
今回の研修を通じて、認知症高齢者が抱える不安や困難に職員がより深く共感し、それに応じた適切な対応を行うスキルが向上しました。特に、日々のケアにおいて「本人の尊厳を守る」視点を意識することが大切であると改めて感じる機会となりました。今後も定期的な研修を実施し、地域に根ざした信頼される介護施設を目指していきます。
認知症ケアにおける「寄り添う心」と「専門性」を高める白寿荘の取り組みに、ぜひご注目ください。
【キーワード】
認知症ケア、非薬物療法、養護老人ホーム、職員研修、尊厳を守る介護