寿で暮す人々あれこれ
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— 14 —相談室での相談だけでなく、地域で、活動の中で相談を受けることも多く、やがて、夜間診療へのニーズを受けて夜間定期診療を開始しました。乳幼児健診寿地区では、労働問題に焦点があてられがちですが母子保健の問題もありました。昭和45年11月、保健所の渡辺保健婦の提案と協力で、第1回乳幼児検診を5日間にわたり実施し、受診者は延べ50所帯64人でした。この乳幼児健診は、昭和50年まで、7回延べ25日間行われました。健診を重ねる中で、母子手帳がない所帯、予防接種を受けたことがない所帯なども明らかになり、昭和46年の健診では、母子手帳の発行を始め、昭和47年第4回からツ反の実施、昭和48年第5回からBCGの接種も始め、その結果、結核での入院、通院治療、経過観察などの早期発見、早期治療につながりました。昭和49年、昭和50年には、要治療者はゼロになり、乳幼児健診は、5年間で延べ309人が受診しました。この成果は、保健所の寿地区の健診へと引き継がれていきました。人口調査昭和49年、ドヤ人口の悉皆調査を行いました。その合計が、5083人でした。2回目の調査は、昭和59年12月30日現在で実施。男子、女子、有子、母子、父子所帯という簡単な項目でした。調査のお願い、調査票の配布、調査票の回収という手順で実施し、人口は、5694人でした。国勢調査年には事務局として協力しました。以後、平成14年の隣保事業の終了まで毎年実施しました。寿の人口調査に関心を持つ方々が自主的に参加してくださいました。いろんな職種や統計上の知識や発想を持つ人達が集まり不思議な調査集団でした。電

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