13.09.02
Category: 新山下二丁目保育所
9月1日は防災の日。
90年前のこの日、十数万人の死傷者を出す『関東大震災』が起きました。
新山下では子ども達を連れてよく訪れる山下公園。この公園は、震災の復興事業として横浜市内のがれきを埋め立てて作られたものだそうです。。。
・・・ということで、本日は保育園で防災訓練を行いました[E:sign03]
今回は、震度6の地震を想定。
「ピンポンパンポ~ン・・・」地震発生を知らせる園内放送が流れます。
まずは各クラス内で安全な場所に集まります。担任の指示をよく聞き行動する子どもたち。
防災頭巾をかぶって揺れがおさまるのを待ちます。
揺れがおさまり、さぁホールに避難です。
職員も子どもも緊張感たっぷり。おしゃべりする子なんていません。
赤ちゃんクラスには調理の先生が応援に入ってくれ、おんぶや抱っこで避難。
ホールでは園長の堀先生が待っていました。全員の無事を確認し、ホッと一安心[E:heart02]
その後は・・・、
園児引き渡し訓練開始!
職員がお迎えに来た保護者役になり、引き渡しの際の流れを確認しました。
これまでの訓練の様子をずっと見守っていてくれていた北方消防署の野口署長。
「みんなとても上手に避難できましたね!100点です!」と、子どもたちにお褒めの言葉をくださいました。 毎月行っている避難訓練の成果かな?やったね[E:happy02]
最後に、野口署長が簡易担架の作り方を教えてくれました。
シーツと棒2本で簡単にできちゃいます[E:shine]シーツがなくても、何枚か洋服の袖を棒に通しても代用できるそうです[E:flair]
実際に子どもが乗ってみました[E:downwardright]
今回の訓練では、指揮班の職員が全クラスと事務室を汗だくになって走りまわり、状況把握や伝達、次の行動の指示を行いました。
また、園児引き渡し訓練を行うことで、やってみなければ気付けなかった改善点もあり、実のある訓練となりました。
いつ起こるかわからない災害。実際は訓練のようには行かず、命を守ることで精一杯でしょう。しかし、大人も子どももこうして真剣に訓練への取り組みを重ねることで、確実に一つ一つ身に付き、意識が変わります[E:sign03]
関東大震災や3・11などから学んだ教訓を忘れてはなりませんね。。。
以上、新山下防災訓練ブログでした[E:happy01]