23.11.13
Category: 養護老人ホーム白寿荘
皆さんこんにちは!
施設長の伊藤です。
秋も深まり肌寒い日も増えて来ました。
お風呂で芯まで温まり日頃の疲れを取りましょう。
11/13/①9:30~②10:40~(二部制)一般社団法人Arts Aliveの皆様による「対話型アート鑑賞プログラム」を楽しみました!
『対話型アート鑑賞プログラム』とは
名作と言われる絵を見ながらアートコンダクターが質問をするスタイルで進みます。一つの質問が発見を生み、次への期待がふくらむ。自分から考え、想像し、話し始める。そして本人も想像できない一瞬が広がる。まさにアートを通した時空の旅が展開されます。認知症の方も、あらゆる人が一緒にアートをより楽しめるプログラムになります。
川西 英「静物」昭和22年
「カボチャに見える」「(カボチャが)スイカに見える」「白い点が見える」「(赤いものを指して)トマトに見えますね」「リンゴじゃなくて?」「リンゴの上にへたがある」「可愛いね!色んな色を使っている」「花瓶?」「持つところがある」「お酒?とっくり?」「カボチャは天ぷらにしたいね」
橋本関雪「猿」昭和15年頃
「猿が柿を取って食べようとしている」「柿は甘そうに見える」「(柿が)ぽちゃぽちゃしている」「(引っ張るジェスチャーで)こうしてこうして」「上の方を折らなきゃいけない」「毛並みがフサフサして暖かそう」「真剣だね!」「(お尻の位置から)座り心地良さそう」「お腹が白いね!」「下は温泉?お風呂に落とすのかね」「柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺」「隣の人は 何喰う人ぞ」
絵画を通じて、創造性と参加者の交流を促進する、実に楽しい時間でした。
個々の豊かな経験を引き出したり、、何よりも皆さん、次回も参加したいと感想を述べていたのが印象的でした!
11/27&12/11/①9:30~②10:40~も開催します。
是非とも見学にいらして下さい!