20.12.24
Category: 特別養護老人ホーム白寿荘
皆さんこんにちは!
介護員 主任の伊藤です。
先日12/21は冬至を迎えました!1年で最も日中の長さが短い日ですね。
白寿荘では、これまでに様々な演奏会を開催してきましたが、今年は新型コロナウイルス感染症の拡大が収まる気配がなく、演奏会の実施自体を控えた経過があります。
開催に向けて議論を重ね、演奏会を安全に開催する方法はないか?模索してきました。
その結果、原則として奏者間と入所者で十分な距離を保つこと、飛沫防止に野外に会場を設置。ガラス越しからスピーカーの音を通して演奏を聴くこと…等、万全な感染対策を講じたうえで、例年とは全く異なる形で演奏会を行うことになりました。
そして12月19日(土)「クリスマス演奏会」にクラ団子の3名を迎え、クラリネットによる名曲の数々を披露して貰いました。
【プログラム】
1. 涙そうそう
2. ジングルベル
3. もみの木
4. 加山雄三コレクション (君といつまでも・お嫁においで・海その愛)
5. 見上げてごらん夜の星を
6. 川の流れのように
全6曲を演奏し、温かい拍手が終演後のフロアに鳴り響きました!
※クラ団子の皆さんは、普段はそれぞれ別の吹奏楽団で演奏をしています。
20 年前に一緒に演奏していた仲間が、ひょんなことから再び集まることになったそうです。
高橋理事も駆け付けてくれました!
奏者と入所者間の距離を保つために1階外ピロティを会場に、フロアを客席に!見慣れた景色が全く別の空間に感じられました。
実施する以前は、これでは演奏がしづらいのではないか、音の響きはどうなるのか…といった心配は杞憂に終わり、フロアにいた入所者の方からは「クラリネットの生演奏の響きが素晴らしかった」「音が本格的!」と絶賛の嵐。思いがけず、1階ピロティの新たな魅力を再発見する機会となりました。 ※ちなみにクラ団子の皆さんは、控え室から外を通って会場にたどり着いたため、直接入所者の方達とは触れ合っていません!
公演の開催に際し、お力添え頂きました多くの皆様へこの場をお借りして、心よりお礼を申し上げます。また、寒空の下、特殊な公演であっても熱演を繰り広げたクラ団子の皆さんへ、大きな拍手を贈りたいと思います。