11.10.11
Category: ホームレス自立支援関連事業
この度、法人と職員皆様の後押しとサポートのおかげにより、無事に帰って来れました。
不便なく支援活動に専念することができまして、どうもありがとうございました。
現地の状況は、改善してきているところと、いまだ手付かずのところがあり、差が激しいことを感じました。
例えば、趣味の品の汚泥洗浄を依頼する方もいる一方で、壁や床外しや泥出しもまだこれからの方々もいる、という現状がありました。
また、壊全を逃れた家屋でも一階部分は浸水しました。例えリフォームや建て替えして生活できるとしても、津波の不安、近隣の人間関係の喪失…どれだけの方が率先してここに残りたいと思うのでしょう。そんな町民のこれからの気持ちを考えると胸が痛みます。
山元町には15メートルの津波が襲いました。
ボランティアさんの数も夏と比べると減少してきている為、今月10月中を目処に災害ボランティアセンターを閉鎖していくことも検討されています。今後は、仮設住宅での個別支援へと移っていくことになることが考えられます。
また、「まさか自分の町に津波が襲ってくるとは思いもしなかった」と被災を受けた多くの方々のお話を聞いて、被災は決して特別なことではなく、いつ自分の身に降りかかってもおかしくないことであると、当事者意識を改めて実感できました。
私達がこれからすべきことはこの経験を一人でも多くの方に伝えていくこと。そして、今も苦しみ、悲しみを背負っている方々にエールを送っていくこと。この震災を風化させないことだと思います。私達は忘れません。復興にはこれからまだまだ沢山の時間が必要です。被災地での多方面からの協力体制は必要とされているため、我々も可能な限り支援させていただく必要があると感じました。
少しでも被災地のことを考える時間を一日の中で作っていけたらいいなと思います。
山元町社会福祉協議会職員さんと
地域に帰ってからも、有事の際に被害を最小限度に留めようとする防災を、普段から心掛けていく必要があると感じました。そして、今回被災地に入って学んだことを、もし天災があった際に地域で活かしていきたいと考えております
たくさんお方へ感謝のお気持ちでいっぱいです。ありがとうございました!
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