11.10.01
Category: ホームレス自立支援関連事業
現地での生活もだいぶ慣れ、土地勘もついてきました。
倒壊を逃れた家屋では、生活の営みがみられます。
稲穂も色づき季節もすっかり秋を感じられるようになりました。
この山元町の特産はリンゴとイチゴです。道路の名前に、アップルラインとストロベリーラインもある程です。
山の方へ行くと、おいしそうなリンゴが実っていました。
ボランティアさん達が被害を受けたイチゴ農園に入りビニールハウスの設置をおこなっているところです。今年の冬には、甘いイチゴが実ってくれるよう願いをこめて作業を進めています。
側溝に溜まった汚泥を取り除いているところです。その名も『側溝速攻隊』と言われるボランティアさん達です。全国から集まってこられた多くは初対面同士での活動にもかかわらず、一体感のある作業をおこなっていることに驚きを感じます。
ボランティアさん達がそれぞれの帰路に着かれる際、「ありがとうございました!」とボランティアセンタースタッフにもお礼を言われることがあります。
そんなボランティアさんの姿勢に感銘を受ける毎日です。
「被災地に実際に来た人の強みは、地元に帰った後もしも地元で被災に遭った際に、被災地で見聞きしたことを被災者へアドバイス出来ること。」山元町社協の職員さんから力強い言葉を頂きました。改めて他人事ではいられなくなります。
将来的に我々が予測できない天災遭うかもしれません。その際は現在、現地の被災された経験者の方々から、復興の方法を学ぶことができます。
現在我々は支援しているだけではないことに気付き、より一層問題意識を持って活動することができるようになったと同時に、現地の方々の復興への強い信念を実感しています。