11.05.18
Category: 匡済会本部
「幸せの太鼓を響かせて ~インクルージョン」
インクルージョンとは、共に生きる社会のことです。「障がい者が、普通の場所で普通に暮らす」ことを意味しています。
このドキュメンタリー映画は、入所施設を出て地域社会に暮らすことをいち早く始めた、知的障がいのある人々の生活を追っています。主人公は「瑞宝太鼓」という障がいのある、プロの和太鼓奏者6名です。
普通の場所で、愛する人との暮らしを・・・・この思いから1978年に活動がスタートした、通称コロニー雲仙(長崎県)で、彼らは暮らしています。コンクリート建ての立派な施設で暮らすよりも、一番愛する人の居る場所で暮らすことを望み、それぞれがアパートで暮らし始めた人たちです。太鼓奏者という仕事をもち、普通の地域社会で暮らし始めた人たちの、今です。
「障がい者が、普通の場所で、普通に暮らす」 これからの社会のあるべき姿、私たちが、実現していくべき姿、ではないでしょうか。
デモDVDを先日見せていただきました。自然な感動を覚えました。
この映画の総指揮をとられた。細川佳代子さんのお話を伺いました
(元細川総理の奥様で、20年来、知的障がい者の、社会参加に向けて、「スペシャルオリンピックス」の活動を始め、積極的なボランティア活動を実行していらっしゃいます)
熱い思いと、行動に、感銘を受けました。
細川さんは、できるだけ多くの人に、この映画を見ていただき、「障がい」について、もっと深く理解していただき、日本でも、はやく「インクルージョン社会」を実現したいと、熱く語っていらっしゃいました。
映画は、5月28日 新宿角川シネマで封切されます。
ぜひ、ご覧いただきたいと思います。
オフィシャルサイトをご覧ください。 本部上野