13.12.15
Category: 横浜市十日市場地域ケアプラザ
平成25年12月12日に 公益財団法人 日本民謡協会 『青葉会』のご協力により、
十日市場地域ケアプラザ デイサービスにて民謡のボランティア交流会が行われました。[E:happy01]
総勢10名様がお越しになり約1時間程、曲を披露して下さいました。
古くから、人々の心の中にあった日本民謡は、どこか私たちの心を強く打つものがあります。
ゆっくりとしたテンポの歌、さびしい曲調の民謡、素朴な曲、そして、陽気な民謡とさまざまです。
民謡の多くは、農村から生まれ、これらのほとんどが踊りを伴い、農民の慰安としての意味合いをもっているということもできます。
民謡は、いくつかの種類に分けることができます。
民謡を音楽的に分類すると、「手拍子と共に歌う歌」と「一人で歌う歌」の2つに分けられます。
手拍子を取り、大勢で歌う歌は、多くが踊りを伴い、2拍子の曲となっています。花笠踊り唄 は山形県尾花沢地方の民謡で、大正時代に行われた灌漑工事の時につくられた労働歌です。
もうすぐクリスマスなのに日差しがとても強い日でしたので急遽、簾を取り付けました。
ヽ(;´Д`ヽ)(ノ;´Д`)ノ
民謡をその発生から分けると、次の分類になります。
「労働歌」「祝い歌」「踊り歌」「宗教歌」「子守唄」
「労働歌」は、その名の通り、仕事の苦しさをまぎらわすため、また、仕事がはかどるように仕事に合わせて歌う歌です。
農作業、漁業にかかわる民謡、山仕事の歌、馬方の歌う歌などがあります。
斎太郎節は山形県民謡です。漁師たちの船漕ぎ歌で、陸の風景を思い起こさせ、疲れた体を奮い立たせたました。「大漁唄い込み」ともいいます。
その他にダンチョネ節 (神奈川県)、草津節 (群馬県)なども披露して下さいました。
民謡と尺八、三味線のコラボによる素敵な交流会でした。
『青葉会』のみなさま、本当にありがとうございました。