2010年05月21日
村田さんの「ことぶきで暮らす人々」 掲載します。
横浜市中区寿地区、ご存知ですか?
大阪の釜が崎、東京の山谷、とともに「日本の三大ドヤ街」といわれる地区です。
詳しい成り立ちは省きますが、簡単に言うと、日本の戦後の復興期、全国各地から、横浜の復興の原点となる、横浜港の港湾労働力として、多くの人々が集まり、形成された 「労働者」の街です。
「ドヤ」とは、「旅館=ヤド、とも言えない代物」ということだそうです。
神奈川県匡済会は、この街で、昭和43年、「寿福祉センター」を開設し、それ以来、寿地区の人々の生活に密着し、様々な支援に取り組んできました。
現在も、
○ホームレス自立支援施設「はまかぜ」 ○ホームレス巡回相談事業
○ホームレス緊急一時宿泊施設「中村川寮」 ○寿地区介護予防型通所事業
○寿福祉センター保育所
といった福祉施設を運営し、寿地区での支援活動を継続しています。
その開設時から、この事業に取り組んできたのが、現「寿福祉センター保育所長」の、村田さんです。
このことぶきの人々に40年以上かかわり、様々な「ひと」に接してきた、村田さんの「ことぶきで暮らす人々」のエッセイを、連載していこうと思います。
私たちが忘れかけている「人間らしさ」を、ふと、私に、思い起こさせてくれたりするのですが・・・
とりあえず、今回は、①スリで生きてきて80歳 ②おもらいさんのこと をアップしてみます。
感想等あれば・・・
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